先日から「The Pursuit of Love: Britain’s most scandalous family -「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」を読んでいます。

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写真は左からユニティ、ダイアナ、ナンシー


・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(1)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(2)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(3)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(4)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(5)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(6)

This lack of empathy came out much worse, however, in Diana and Unity Mitford.
しかしこの共感性の欠如は、ダイアナとユニティではより一層ひどくなっている。

Does it seem “too much”, to adopt a Mitfordism, to call them the Traitors of the family?
ミットフォードの流儀に則って、彼女らを一族の裏切り者と呼ぶのは「度が過ぎる」だろうか?

Diana and her first husband Bryan Guinness were the toast of the Bright Young Things in 1920s London:
ダイアナと最初の夫ブライアン・ギネスは、1920年代のロンドンでブライト・ヤング・シングスの中でも花形だった、


the toast「乾杯を受ける人、人気者、花形」。

they inspired Evelyn Waugh’s novel Vile Bodies, which he dedicated to them.
彼らはイヴリン・ウォーに小説『卑しい肉体』の着想を与え、作品は彼らに捧げられた。

But Diana, attracted to power as all the Mitfords were, fell in love with Sir Oswald Mosley,
だがミットフォード家の誰もがそうであったように、権力に惹かれたダイアナは、オズワルド・モズリー卿と恋に落ちた、

founder of the British Union of Fascists and the model for PG Wodehouse’s “amateur dictator” Roderick Spode in his Jeeves novels
彼は英国ファシスト連合の創設者であり、P・G・ウッドハウスの小説『ジーヴス』に登場する「素人独裁者」ロデリック・スポードのモデルでもあった

(“it was as if Nature had intended to make a gorilla, and had changed its mind at the last moment”).
(「まるで自然がゴリラを作ろうとしていたのに、最後の最後で気が変わってしまったかのようだ」)。

Both Mosley and Diana were imprisoned during the war on suspicion of sharing information with the Nazis (it was Nancy who informed on Diana),
モズレーとダイアナは、戦時中にナチスと情報を共有した疑いで投獄され(ダイアナに情報を流したのはナンシー)、

and for the rest of her life she refused to disavow her support for fascism or admiration for Hitler before the war.
彼女は生涯に渡り戦前のファシズム支持やヒトラーへの称賛を否定しなかった。


disavow「否認する、責任・関係を否認する」。

“Being hated means nothing to me, as you know,” she said.
「ご存知のように、嫌われる事は私にとって何でもありません」と彼女は言っている。



姉妹たちは学校教育を受けておらず、型にはまっていない分、破天荒な生き方を選ぶ可能性も高かったのかもしれませんね。

「裏切者」とは言葉が強いと思いましたが、少しそう呼ばれた理由が見えてきた気がします。


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