先日から「Why do we think cats are unfriendly? -「猫を不愛想と感じる理由」を読んでいます。
・「猫を不愛想と感じる理由」(1)
・「猫を不愛想と感じる理由」(2)
・「猫を不愛想と感じる理由」(3)
・「猫を不愛想と感じる理由」(4)
・「猫を不愛想と感じる理由」(5)
One vital feature may have allowed dogs to leapfrog cats to our affection.
犬が猫を飛び越えて人に愛されるようになったのは、ある重要な特徴があったせいかもしれない。
leapfrog「馬跳び、~を飛び越える、(障害物を)避ける・逃れる」。
A study from Portsmouth University found that dogs have learned to mimic the expressions of infants, which triggers a desire to nurture in their human owners.
ポーツマス大学の研究によると、犬は乳幼児の表情を真似ることを覚え、それが飼い主の養育欲求を誘発することが分かった。
nurture「養育する、大事に育てる・管理する、教育する、仕込む、はぐくむ」。
The change seems to have been the development of a muscle which raises the inner eyebrow – and it’s not something found in their wolf ancestors.
この変化は、眉の内側を上げる筋肉の発達によると思われるが、これは祖先のオオカミには見られない。
“Puppy dog eyes” aren’t just a cliché, they’re an evolutionary trick which has strengthened the bond between dogs and people.
「子犬の目」は単なる決まり文句ではなく、犬と人との絆を強める進化の賜物でもあるのだ。
The bad news for cats?
猫にとっては悪い知らせ?
They lack this muscle.
彼らにその筋肉はないから。
As a result, cats’ stares can look cold and unfriendly, and two cats staring at each other can often be a prelude for fisticuffs.
その結果、猫の視線は冷たくて愛想のないものに見えてしまい、2匹の猫が見つめ合うことは、しばしば殴り合いの前兆ともされる。
But a slow blinking stare
だが、ゆっくりとまばたきをするような視線、
- one that your cat probably gives towards you from the other side of the room – is something else entirely;
猫が部屋の反対側からあなたに向けるであろうそれは全く別物で、
it’s their way of expressing love.
それが彼らの愛の表現なのだ。
Even turning their heads to one side isn’t necessarily disdain, but a sign of their relaxation.
頭を横に向けるのも軽蔑しているわけではなく、リラックスしている証拠だ。
disdain「~を軽蔑する、潔しとしない、恥とする」。
眉の内側を動かす筋肉があるおかげで、犬は表情豊かで可愛らしく見える、それは犬が幼児から学んで習得した表情だと。
本当に犬って健気な努力家・・・太古の昔から頑張った成果が実ったわけなんですね。
そして猫にはその筋肉がないので、何だか冷たい目つきに見えると(笑)。
ということは人間も、表情が乏しいと言われるような場合は、眉の内側を意識すると良いのかも?
良い演技をする役者さんは、目元の表情が際立っていると聞いたことがあります。
練習すれば(?)私たちの生活にも活かせそうですね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!