先日から「Why ‘quirky’ people are attractive -「変わり者は魅力的」を読んでいます。
・「変わり者は魅力的」(1)
・「変わり者は魅力的」(2)
・「変わり者は魅力的」(3)
・「変わり者は魅力的」(4)
・「変わり者は魅力的」(5)
・「変わり者は魅力的」(6)
・「変わり者は魅力的」(7)
・「変わり者は魅力的」(8)
Claw length is the key trait that matters to a female fiddler crab, so it’s a bit like men only looking for a certain waist-to-hip ratio, or women focusing only on height.
爪の長さはメスのシオマネキにとって重要な要素であり、男性がウエストとヒップの比率を重視したり、女性が身長を重視したりするのに少し似ている。
Some sneaky fiddler crab males are then manipulating the focused attention of the females to disguise the fact that they are losers.
そこでずるいシオマネキのオスは、メスのその着眼点を操って、自分が負け犬であることを誤魔化すのだ。
Where there is such reliance on one cue to determine quality it becomes possible to act dishonestly.
このように質を判断する手がかりが一つだと、不正が可能になる。
Where novelty is valued, it’s much harder to be dishonest, says Dixson.
目新しさが評価される場所ならば不正は非常に難しくなる、とディクソン氏。
How is novelty valued in humans?
では人間はそれをどのように評価するのだろう?
For men, thick brows, facial hair and square jaws are an example of a phenotype that signals for high testosterone levels.
男性の場合、太い眉、顔の毛、四角い顎などは、テストステロン値が高いことを示す表現型の一例である。
phenotype「表現型」。
In an evolutionary sense, it is an advantage for women, like with the fiddler crabs, to mate with the strongest, most capable men.
進化論的にはシオマネキのように、女性は最も強く、最も有能な男性と交際するのが有利だ。
The recent popularity of beards among men has been used to coin the term “peak beard”, which suggests facial hair might be on its way out.
最近の男性の間でのヒゲ人気から「ピーク・ビアード」という言葉が生まれ、顔毛はこの先廃れるのではと言われている。
Is the same anti-conformist bias the driver behind peak beard?
ピーク・ビアードの背景には、同じような非順応バイアスがあるのだろうか?
ヒゲを生やす男性が少数派のうちは、それは novelty「目新しさ」であったけど、ここまでヒゲ人気がピークに達すると、それはもはや多数派であり生やすメリット(異性の目を引く・目立つ)が減る。
だからヒゲ人気は廃れていくかもね~、という予測があると。
確かに海外のYoutubeなどを見ると、男性は7~8割ヒゲを生やしている(そしてツーブロックヘア)感じがします。
それでも不変の魅力があると思いますが「ありふれると埋もれる」これは真理ですよね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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