先日から「Why ‘quirky’ people are attractive -「変わり者は魅力的」を読んでいます。

変わり者は魅力的


・「変わり者は魅力的」(1)
・「変わり者は魅力的」(2)
・「変わり者は魅力的」(3)
・「変わり者は魅力的」(4)
・「変わり者は魅力的」(5)
・「変わり者は魅力的」(6)
・「変わり者は魅力的」(7)

Take the colourful male guppy.
例えばカラフルなオスのグッピー。

Their long, bright fins appeal to female guppies, each of whom has her own particular colour and pattern preference.
彼らの長くて鮮やかなヒレはメスのグッピーにも魅力的で、彼女らそれぞれに色や模様の好みがある。

As such, there’s no one “ideal” male guppy.
従って「理想的な」オスのグッピーというのは存在しない。

It also means that averageness is not an advantage.
それはまた平均的であることが利点ではない事を意味する。

It is better to be a unique guppy and hope you are just right for someone.
むしろ個性的なグッピーになり、誰かの好みにぴったり合うことを願う方が良い。

In zoology this is called polymorphism.
動物学ではこれを「多形性」と呼ぶ。


polymorphism「多型、多形性、多型性、遺伝子多型、結晶多形」。

Novelty has a reproductive advantage for these little fish.
目新しさは、この小さな魚にとって繁殖上の利点があるのだ。


novelty「珍しさ、目新しさ、新しい物、(おもちゃ・装飾品等で)目先の変わった小物の商品」。

In scenarios where novelty isn’t sexually favoured, where instead one specific trait is deemed an ideal there are opportunities for organisms to exploit this bias by faking it.
目新しさが性的に好まれず、ある特定の形質が理想とされるような場面では、生物はその思い込みを利用して偽物を作る事がある。

Take the comically clawed fiddler crab.
爪がコミカルなシオマネキを例に見てみよう。

Male fiddler crabs have one enormous fighting claw with which they fend off rival males.
シオマネキのオスは、巨大な戦闘用の爪を1本持っていて、ライバルのオスを撃退する。

Female fiddler crabs are attracted to males with the largest claws, as they have the best fighting ability.
メスのシオマネキは、最も大きくて戦闘能力の高そうな爪を持つオスに惹かれる。

If a male fiddler crab loses his claw in a fight, he is able to regrow an almost identical one.
そしてオスはもし戦いで爪を失っても、ほぼ同じ爪を再生出来る。


identical「まったく同じ、同一の、等しい、~と一致して、一卵性の、恒等の」。

This new claw is the same length, but has less mass and is a less effective weapon than the original.
この新しい爪は、長さは同じだが質量は少なく、元の爪より能力は低くなる。

Female fiddler crabs only choose their mate based on the length, and not the mass, of the male’s claw,
メスはしかしオスの爪の質量ではなく長さでしか相手を選ばないため、

so they are unable to truly tell which are the best fighters.
どちらが本当に強いオスかを見極められない。

If the male crab lost his claw, there are probably better fighters around
もしあるオスが爪を失ったなら、辺りにはもっと強いオスがいそうだが、

- but she wouldn’t be able to tell.
メスはそれが分からない。



モテたくてイケてる爪を偽装するシオマネキ・・・健気でしたたか(笑)。

そして、ハリボテと本物を見極められないメス・・・ハラハラ歯がゆい・・・(笑)。

人間社会は水中と違って、グッピー的な人とシオマネキ的な人、どちらとも惹かれ合う事がある、それが不思議でドラマティックなところかもしれませんね。


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