昨日から「Spencer and the ever-transfixing mystery of Princess Diana -「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」を読んでいます。

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・「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」(1)

Much to Diana’s dismay, everything that she does during this stay is regimented in militaristic fashion, from her sartorial choices to the food she can eat.
ダイアナは滞在中の行動が、服装から食事まで全てが軍隊式に統制されている事にうろたえる。


dismay「ろうばい、うろたえ」。

regiment「連隊、多数、大群、(人を)厳しく統制・管理・組織化する」。

One scene, in particular, sticks in the mind, in suggesting the oppressive rigidity of the world she must endure.
特に彼女が耐えねばならない世界の過酷さを示す、あるシーンが心に残る。


stick in one’s mind「心・頭に残る」。

oppressive「圧制的な、過酷な、重苦しい、むし暑い、うだるような」。

rigidity「堅いこと、強直、厳格、がんこさ、厳密、厳正、剛性」。

It finds Diana at dinner with the other royals, who scoop their soup into their mouths with robotic symmetry.
ダイアナが他の王族と共に夕食をとる席では、皆がロボットのような対称性でスープをすくって口に運ぶ。

The camera shows a stern-looking Queen from Diana’s point-of-view;
カメラはダイアナの視点から険しい表情の女王を映し出す、

then, the reverse shot seems to constrict around her, placing us within her spiralling mind.
すると逆からのショットでは彼女の周辺がギュっと縮まるように見え、観客は彼女の渦巻く心中に収まっていく。

In a panic, she spills the ivory pearls around her throat into her own puddle of pea-green gloop.
慌てた彼女は喉元の象牙色の真珠を、自分の豆緑色の水たまりにこぼしてしまう。

Then, in a moment of bracing horror
そして身の毛もよだつ恐怖の瞬間、

- as if consuming eyeballs from a poisonous broth
まるで毒入りスープから目玉を食べるかのように、

- she swallows the pearls whole, struggling all the way.
彼女は苦心しつつ真珠を丸ごと飲み込む。

It’s one of the film’s many rich visual metaphors conveying Diana’s suffocating solitude – literal and psychological
これは文字通り、かつ心理的にもダイアナの息苦しい孤独感を表す、作中で数ある視覚的メタファーの一つであり、

- and another indication, among indications, that Larrain plays by no biopic rulebook.
ララインが伝記映画のこれまでのルールには従わないことを表している。



自分以外の皆がスープを、同じテンポですくって口に運ぶ、彼女はそれに気づいてパニックに陥る・・・という場面なんでしょうか。

想像ですけど、王族の方々は子供の頃から同じ環境で厳しく躾けられるでしょうから、仕草や動作も大体同じになるのかもしれませんね。

自分もそこに同化していくか、息苦しさと違和感を持つか・・・ダイアナさんは貴族階級ではあったけど、みっちり躾けられ、統制された感じが辛くなってしまったんですかね。

それを考えると平民出身のキャサリン妃は、かなり根性あるなと思います。

最初は色々あったでしょうが、今はしっかり自分の立場を築いている感じで、ダイアナさんより相当強くて肝が座ってますよね。


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