先日から「Spencer and the ever-transfixing mystery of Princess Diana -「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」を読んでいます。

Embed from Getty Images


・「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」(1)
・「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」(2)
・「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」(3)
・「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」(4)
・「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」(5)
・「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」(6)
・「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」(7)
・「スペンサーとダイアナ妃の永遠の謎」(8)

But the core of that tragedy is still subject to interpretation.
しかしその悲劇の核心は、まだ解釈の余地がある。

“Everything that a Greek tragic hero does is to escape from tragedy,” says Larraín.
「ギリシャ悲劇の英雄は、常に悲劇から逃れようとします」とラライン。

“But by doing so, all they really do is come closer to tragedy.
「ところがそれでかえって悲劇に近づいてしまう。

And finally face death.
そして最後に死を迎える。

Which is what, unfortunately, I believe Diana experienced in a metaphorical way.
これは残念ながら、ダイアナが比喩的に経験したことだと思います。

And, in a very practical way, she was driving fast to escape from the press when she crashed in Paris that night.”
そして非常に現実的な事として、パリで事故を起こしたあの夜、彼女はマスコミから逃れようと高速走行をしていました。」

Larraín notes that he and Steven Knight, the film’s writer, deliberately wanted to forgo the “tragedy itself”
ララインは、本作の脚本家であるスティーブン・ナイトと共に「悲劇そのもの」は意図的に控えたかったと述べている、


deliberately「慎重に、故意・意図的に、計画的に、わざと、ゆっくりと」。

forgo「なしですませる、差し控える、見合わせる」。

- that is, Diana’s very final years, months and days, and, indeed, the fatal crash – for something more metaphorical:
つまり、ダイアナの最期の数年、数ヶ月、数日、そして実際に起こった致命的な事故を、より比喩的に表現するため、

“a tragic feeling, a tragic mood in the character,” as he puts it.
「キャラクターに悲劇的な感情、悲劇的な気分を持たせた」と言う。

And while the likes of Diana and Diana: The Musical superficially engage with Diana’s anguish, cynically exploiting the tragedy for cheap pathos in the style of a tabloid newspaper,
そして「ダイアナ」や「The Musical」では、彼女の苦悩を表面的に表現し、皮肉にもタブロイド紙のごとく悲劇を利用して安っぽい悲哀を演出しているが、


anguish「(心身の)激しい苦痛、苦悶、苦悩」。

Spencer offers a more full-bodied representation of her.
「スペンサー」では、彼女をより完全な形で表現している。

“I like Spencer very much, but even if you don’t – Larraín’s cinema remains divisive – you can see that it commits to a point of view,” says Lodge.
「私は『スペンサー』をとても気に入っていますが、たとえそうでなくても(ララインの映画は未だ賛否両論ですが)ある視点に注力しているのが分かります」とロッジ氏。

“It crafts a physical and psychological world around its heroine that is wholly immersive, and is crucially interested in Diana as a human character, not as a walking headline.”
「本作はヒロインを取り巻く物理的・心理的な世界に完全に没入し、歩くヘッドラインとしてのダイアナではなく、一人の人間としての彼女に強い関心で迫っています。」


immersive「没頭させるような、夢中にさせる」。


「スペンサー」は、彼女につきまとうスキャンダラスな話題性ではなく、一人の人間ダイアナに焦点をおいて描かれた作品だという感じでしょうか。

トレイラーで見る限り、クリスティン・スチュワートは「トワイライト」と同人物とはちょっと思えないほど、すごく役にハマっている気がします。

元々美しい人ですが、ヘアメイクでここまでダイアナさんに寄せられるなんて、やっぱり美人には共通のパーツ配置とか骨格があるんですかね(笑)。


もし今、私が家族や友人から「どうしたら英語が手軽に学べるか?」と聞かれたら、真っ先に勧めたいのが「スタディサプリENGLISH」です。

理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。

私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!

私の英会話教材体験記