先日から「The medical power of hypnosis -「催眠術の医学的な力」を読んでいます。

催眠術の医学的な力


・「催眠術の医学的な力」(1)
・「催眠術の医学的な力」(2)
・「催眠術の医学的な力」(3)
・「催眠術の医学的な力」(4)

Catching on a little later in Europe and North America, the origins of the Western world’s version of hypnosis dates back to the late 18th Century.
欧米では少し遅れて、18世紀後半に催眠術の起源が始まる。

In 1775, the German physician Franz Mesmer popularised the theory of animal magnetism.
1775年、ドイツの医師フランツ・メスメルが動物磁気説を広めた。

Mesmer believed an invisible, magnetic fluid flowed throughout the human body, influencing our health and behaviour.
メスメルは、目に見えない磁性流体が人体全体に流れ、人間の健康や行動に影響を与えると信じていた。

Mesmer made it his task to manipulate this fluid, refining a technique that became known as “mesmerism”.
メスメルはこの流体を操ることを目指して「メスメリズム」と呼ばれる技術を磨き上げていく。

Practicing as a doctor in the Hapsburg Empire and later in Paris,
ハプスブルク帝国やパリで医師として開業した彼は、

he found that when he held the gaze of a patient and focused intently on them, sometimes making movements such as passing his hand from their shoulder down their arm, he achieved therapeutic results.
患者の視線を受け止め、時には肩から腕に手を回すなどの動作をしつつ集中することで、治療効果が得られることを発見した。

He quickly became famous for his invention, and eccentric with it
彼はすぐにその発明で有名になり、奇妙になっていく、

- in Paris his salons were “murky and suggestive, with drawn curtains, thick carpets and astrological wall-decorations”, writes Jessica Riskin, associate professor of history at Stanford University.
パリにある彼のサロンは「カーテンが引かれ、厚いカーペットが敷かれ、占星術の壁飾りが施された、陰気で暗示的な場所」だったと、スタンフォード大学の歴史学の准教授、ジェシカ・リスキンは書いている。

“Mesmer himself dressed impressively in a lilac taffeta gown.”
「メスメル自身はライラック色のタフタドレスという印象的な装いでした。」



動物磁気・・・ピップエレキバンとかも、その説から発明されたのかな?とふと思いました。

怪しげかつオカルティックなパリのサロン・・・嫌いじゃないです(笑)。

ただそうした道具立てや演出が、催眠療法のイメージを非科学的で迷信めいたものにしてしまったのでしょうね。


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