先日から「The exodus of Paris’ chefs to the countryside -「パリのシェフたちの田舎への脱出」を読んでいます。

パリのシェフたちの田舎への脱出


・「パリのシェフたちの田舎への脱出」(1)
・「パリのシェフたちの田舎への脱出」(2)

Farmers’ markets selling local produce are thin on the ground in Paris, with most of the city’s marchés actually peddling produce from Spain, Italy and Portugal by way of wholesalers.
パリのマルシェでは、地元の農産物を販売するファーマーズ・マーケットは少なく、スペイン、イタリア、ポルトガルなどの農産物を卸業者経由で販売しているのが実情だ。


thin on the ground「数が少ない、まばらな」。

peddle「行商する、(町中で)密売する、宣伝する、ばらまく」。

The central Les Halles market, a mainstay of Paris since the Middle Ages, relocated to the outlying city of Rungis (near Orly Airport) in 1969
中世からパリの中心であったレ・アール市場は、1969年に郊外のランジス市(オルリー空港近く)に移転し、

and today occupies 4.2 sq km and boasts the largest turnover of any wholesale market around the world.
現在は4.2平方キロメートルを占め、世界の卸売市場で最大の取扱高を誇っている。

Fred Pouillot, the owner of Parisian cooking school Le Foodist, draws attention to this discrepancy on tours of local markets with his American clients.
パリの料理教室「ル・フーディスト」のオーナー、フレッド・プイヨ氏は、アメリカ人の顧客と一緒に地元の市場を見回る際、この矛盾に注意を促している。


discrepancy「(陳述・計算などの)矛盾、不一致、食い違い」。

“I ask them, only looking at the produce, ‘what is the difference between what you see here and an open-air market back home?’,” he said.
「ここで見るものと、あなたがたの故郷の青空市場との違いは何ですか?と、農産物だけを見て聞くんです」と彼。

“And then I lead them on until the ‘clue’ is given – bananas!
「そして“ヒント”が出るまで誘導するんです、それは“バナナ”だと。

We don’t grow bananas around Paris!
パリ周辺ではバナナは栽培されていません!

Or mangoes, or melons or anything you see here for that matter.
マンゴーやメロン、ここにあるものは全てそう。

In America, an open-air market is a normally a farmers’ market.
アメリカでは、青空市といえばファーマーズ・マーケットが一般的でしょう。

This is not a farmers’ market – this is a traders’ market.”
ここはファーマーズ・マーケットではなく、トレーダーズ・マーケットなんですよ。」



美食の都・パリは、意外に地産地消の場所では無く、食材は色んなところから集められていると。

それは現在の食の流れ(地産地消)からは少々ずれているし、もっと地元の食材を食べることに興味を持つシェフが増えたということなんでしょうかね。


もし今、私が家族や友人から「どうしたら英語が手軽に学べるか?」と聞かれたら、真っ先に勧めたいのが「スタディサプリENGLISH」です。

理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。

私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!

私の英会話教材体験記