先日から「How to escape the tyranny of the clock -「時計の支配から逃れる方法」を読んでいます。
・「時計の支配から逃れる方法」(1)
・「時計の支配から逃れる方法」(2)
・「時計の支配から逃れる方法」(3)
・「時計の支配から逃れる方法」(4)
The tyranny of time
時間という名の暴君Time measurement is thought to have begun with the Sumerians, who divided their day into 12 units and used water clocks to keep time.
時間の計測は、1日を12の単位に分け、水時計で時間を計っていたシュメール人から始まったと考えられている。
Later on the Egyptians used obelisks to also divide the day into 12 equal units.
その後エジプト人もオベリスクを使い、1日を12等分するようになった。
As they used the rising and falling of the sun, the units would vary in length according to the season,
それは日の出と日の入りを利用するため、季節によって単位の長さが異なり、
helping them adjust their lifestyles to the shifting needs of the agricultural calendar.
人々はこの農事暦の変化に合わせて生活様式を変化させてきた。
The need for greater accuracy saw the development of ever more accurate devices including sun dials, candle clocks and mechanical pendulum clocks.
やがてより高い精度が求められるようになると、日時計、蝋燭時計、機械式振り子時計など、より精度の高い装置が開発される。
By the 17th century, watches were able to keep time to within 10 minutes give or take.
17世紀には、時計は10分以内の制度で時を刻めるようになった。
It was only in the 1800s, as railroads spread across the United States, that people began to think about regulating time to international standards.
1800年代に鉄道がアメリカ全土に普及すると、国際的な基準で時間を規定することを考えるようになる。
In the early nineteenth every city in the US had its own time zone – there were a mind-boggling 300 local sun-times in use.
19世紀初頭、アメリカでは全ての都市に独自の時間帯が設けられ、驚くことに300の地域日時計が使われていた。
Running trains to a reliable timetable with this system was almost impossible, so time zones were introduced in the US in 1883.
この方式では、列車を確実に時刻表に沿って走らせることはほぼ不可能であったため、1883年にアメリカでタイムゾーンが導入される。
The international 24-hour time-zone system, which serves as a time reference for the world, was established the following year with the adoption of Greenwich Meridian Time (GMT).
世界の時間の基準となる国際24時間制は、その翌年、グリニッジ標準時(GMT)が確立された。
人体のバイオリズムからすれば、季節で長短が変わる暦の方が自然で良いのかもしれませんが、それでは世界的な時間の足並みが揃わない。
そこで強制的に一年中、同じリズムで24時間を刻んでいるのが現代社会。
やはり何かが少し、いつも調子が狂っているのかもしれない・・・ちょっとそんな気もします。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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