先日から「How to escape the tyranny of the clock -「時計の支配から逃れる方法」を読んでいます。

時計の支配から逃れる方法


・「時計の支配から逃れる方法」(1)
・「時計の支配から逃れる方法」(2)
・「時計の支配から逃れる方法」(3)
・「時計の支配から逃れる方法」(4)
・「時計の支配から逃れる方法」(5)
・「時計の支配から逃れる方法」(6)
・「時計の支配から逃れる方法」(7)
・「時計の支配から逃れる方法」(8)
・「時計の支配から逃れる方法」(9)

But when he returned to every day life, that sense of being part of something bigger “slowly slipped away”.
しかし彼が日常生活に戻ると、何か大きなものの一部であるという感覚は「徐々に失われていった」。

Modern technology does not seem to help.
現代の技術も助けにはならないようだ。

While the wristwatches that were ubiquitous only a couple of decades ago have largely vanished from our arms, we instead have digital schedules on our phones and computers that beep, ping and pester us for attention.
ほんの数十年前までは、どこにでもあった腕時計が人々の腕からほぼ消え去った一方で、携帯電話やコンピュータのデジタルスケジュールが、音でこちらの注意を引きつける。

The internet feeds us with stimulation 24/7 and email means we can no longer clock off at the end of the day.
インターネットが我々に24時間365日、刺激と電子メールをもたらすようになると、もはや一日の終わりに時計から離脱する事も出来ない。

Clock time is evolving into an even more intrusive form.
時間は、さらに押しつけがましい形へと進化しているのだ。


intrusive「侵入的な、でしゃばりの、邪魔をする、差し出がましい、押しつけがましい」。

“Digital agendas will increasingly assume the coordinating function in offices and have additional features like reminding us and setting priorities for us,”
「デジタルアジェンダは、今後ますますオフィスでの調整機能を担い、リマインダーや優先順位の設定などの追加機能を備えていくでしょう」

says Helga Nowotny, a social scientist, at ETH Zurich.
と述べるのは、チューリッヒ工科大学の社会科学者であるヘルガ・ノヴォトニー氏。

Barak also says the way we spend time is important.
更にバラック氏は時間の使い方が重要だと言う。

“An hour can be very long or very short depending on whether you spend it in a traffic jam or at a party,” he says.
「渋滞の中で過ごすか、パーティーで過ごすかによって、一時間は長くも短くもなります」と彼。

Liberating ourselves from a reductive monetised view of the time that many in developed countries now have
現在、先進国の多くの人々が持っている還元的な金銭的時間観から解放されるには

“would entail focusing our energies and critiques on the right targets”.
「我々のエネルギーと批評を正しい目標に集中させることが必要です。」


critique「(文芸作品などの本格的な)批評、評論」。


懐中時計や腕時計といった、物理的な時計を身に着けていた時代は、それを外せば何となく「時刻から解放」された。

それが今やスマホなどのデジタルデバイスが時計代わりとなり、それらが24時間、メールやアプリで人々をせっつく。

ちょっと読んでいて息が詰まる思いがしました(笑)。

便利だからと何でもデジタルに傾き過ぎると、その規則的でズレの無さ過ぎるリズムが、ゆらぎのある生身の人間には苦痛になってくるのかもしれません。

でも今更、時計の無い時代には戻れません。

じゃあどうするか?

答えがあると信じて(笑)先を読んでいきましょう。


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