昨日から「The untold history of black bourbon -「知られざるブラック・バーボンの歴史」を読んでいます。

知られざるブラック・バーボンの歴史


・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(1)

The stories that Ramos tells at bars and homes across Durham, North Carolina, where he lives and conducts most of his classes and tastings, helps flip the script on whiskey’s history.
ノースカロライナ州ダーラムにあるバーや、授業やテイスティングのほとんどを行っている彼が暮らす場所でラモス氏が話す物語は、ウイスキーの歴史に関する台本をひっくり返すのに役立つだろう。

For instance, charred oak barrels, an indispensable component to whiskey making, might have come from the distilling practices of enslaved men who used the charcoal barrels to lessen the bite of their moonshine.
例えばウイスキーづくりに欠かせない炭化したオーク樽は、奴隷として働かされた男たちが、密造酒のクセを減らすために炭化した樽を使ったことが由来かもしれない。

President George Washington’s rye whiskey operation, one of the largest in the country at the time, was run mostly by slaves.
ジョージ・ワシントン大統領のライ・ウィスキー経営は、当時全米最大規模であったが、ほとんどの部分が奴隷によって運営されていた。

And president Andrew Jackson once offered up a bounty to have his escaped distiller returned to him.
またアンドリュー・ジャクソン大統領は、脱走した酒造家たちを連れ戻すために懸賞金を出したことがある。

The list of overlooked facts is long.
見落としている事実は枚挙にいとまがない。

Most famous, these days, is the story of Nathan “Nearest” Green, a former slave who taught Jack Daniel how to distil whiskey.
最近最も有名なのは、ジャック・ダニエルにウイスキーの蒸留方法を教えた元奴隷、ネイサン・「ニアレスト」・グリーンの話である。

The Jack Daniel’s brand has started telling the story,
ジャック・ダニエルのブランドはこの物語を語り始め、

and in 2017, Fawn Weaver, a black woman from California started the award-winning whiskey company that carries Green’s nickname – Uncle Nearest
2017年にはカリフォルニア出身の黒人女性フォーン・ウィーバーが、グリーンの愛称「アンクル・ニアレスト」を掲げた受賞歴もあるウィスキー会社を立ち上げ、

- bringing on board Green’s great-great granddaughter, Victoria Eady Butler to be the company’s master blender, making her the first-known black woman to ever hold that position at any whiskey company.
グリーンのひ孫であるヴィクトリア・イーディ・バトラーを同社のマスターブレンダーに迎え、ウィスキー会社で初めてその地位についた黒人女性として知られるようになった。



世界的に有名なジャック・ダニエルのウィスキーは、奴隷だった黒人男性の教えからスタートしたものだったんですね。



ジム・ビームはどうだろうと思って軽く調べたところ、こちらはドイツ移民のヨハネス・ヤーコブ・ベーム氏(後に英語風にジェイコブ・ビーム=ジム・ビームと改名)がメリーランド州の一家の農場で始めたブランドとのこと。

当時のメリーランド州は奴隷制を敷いていたので、もしかしたらこちらにも奴隷の人々にまつわる物語があるかもしれませんね。


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