先日から「Is Japan losing its umami? -「日本は“うまみ”を失っている?」を読んでいます。
・「日本は“うまみ”を失っている?」(1)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(2)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(3)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(4)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(5)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(6)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(7)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(8)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(9)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(10)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(11)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(12)
Since 2013, Yamamoto and his colleagues have constructed 23 barrels, but he hasn’t kept most of them.
2013年以降、山本さんらは23個の樽を造ったが、そのほとんどを保管していない。
As word of his quest to revive kioke craftsmanship spread, Yamamoto has started receiving orders from other fermented food producers across the country.
木桶の職人技を復活させたいという思いが伝わり、全国の発酵食品製造業者から、木桶の注文が入るようになったのだ。
“When these three people [at Fujii Seiokesho] retire, they won’t be making barrels anymore, which means I’ll be the only person left who can make them,” he said.
「(藤井製桶所の)この3人が引退したら、もう樽は作られない、つまり、樽を作れるのは自分一人になってしまいます」と彼。
Yamamoto knows that if he doesn’t find a viable successor, the skill behind soy sauce’s secret ingredient will die with him.
山本さんは、もし存続可能な後継者がなければ、醤油の秘伝の技も途絶えてしまうことを知っている。
viable「存立できる、実行可能な、生存できる」。
So every January, Yamamoto has hosted a 10-day kioke-making workshop at his family’s home and brewery where he teaches fellow craftsmen the essentials of kioke construction.
そこで彼は毎年1月、実家の醤油蔵で10日間の桶づくり教室を開き、同志の職人たちに桶づくりの要諦を伝授してきた。
Since 2014, more than 100 shoyu brewers, carpenters and other fermented food makers from all over Japan have attended, and more and more students are coming every year.
2014年以降、全国から100名以上の醤油蔵元や大工、発酵食品会社の人らが参加し、年々受講生が増えている。
同じ危機感を持った仲間たちが、続々と木桶づくりを学びに来ていると。
本当に熱い志で頑張っている人には、必ず理解や応援が寄せられるものなんですね。
大切な伝統の味を守るために、人知れず戦っている方々がいることを改めて知りました。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!