BBCを英語で読む「本物のクリスマスツリーの見過ごされた利点」（10）

先日から「The overlooked benefits of real Christmas trees -「本物のクリスマスツリーの見過ごされた利点」を読んでいます。

Whole trees can even be used as habitat restoration tools on riverbanks and along shorelines to prevent erosion.
また河川敷や海岸線での浸食を防ぐため、木を丸ごと生息域の回復に利用することも出来る。

erosion「浸食」。

In Vermont, where old Christmas trees are used for everything from biomass burning for energy to goat food, “we’re also seeing folks using them in stream restoration,” says Kosiba.
バーモント州では、クリスマスツリーはバイオマス発電やヤギの餌として利用されるほか「河川の修復にも利用されています」とコシバ氏。

“They’re great at catching dirt and debris, and creating little barriers and pools for fish:
「木々はゴミをキャッチして、魚のための小さなバリアやプールを作るのに最適で

a lot of it is mimicking what a beaver would do.”
その多くはビーバーの行動を模倣したものです。」

Aside from disposal, Christmas trees produce greenhouse gases through the fertilisers used to grow them,
廃棄以外にも、クリスマスツリー栽培には化石燃料を使った肥料が使われ、

which are made using fossil fuels and produce nitrous oxide, another powerful greenhouse gas.
それらが作られる過程でも強力な温室効果ガスである亜酸化窒素を発生させる。

Meanwhile, managing and harvesting the forests uses fuel, as does transporting the trees to their final location.
一方、森林の管理や伐採には燃料が使われ、最終目的地まで木を運ぶのにも燃料が使われる。

There are some options that can avoid waste altogether, of course.
もちろん、ゴミを出さない方法もある。

Some businesses now offer Christmas tree rentals – allowing you to borrow a potted tree for a few weeks over Christmas.
クリスマスツリーのレンタルを行う企業があり、クリスマスの数週間、鉢植えのツリーを借りられるのだ。

“It fits perfectly in the sustainability approach of reduce, reuse before recycle,” says Caplat.
「リデュース（削減）、リユース（再利用）、リサイクル（再資源化）というサステナビリティの考え方にぴったりです」とカプラー氏。

なるほど～、ツリーに関する最終的な答えが出たような気がします。

鉢植えとして管理して、それをシーズン中だけそのまま貸し出す。

終わったらまた引き取って、来年まで会社でその木を管理すると。

どんどん木も大きく、見栄えがするようになるし、本当に生きている樹木がキラキラ輝くというのも良い。

鉢植えの置き場所が大変そうですが（笑）、とても良いアイディアだと思います。

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