今日から「The ‘right’ way to eat sushi: Tips from the experts on sushi rules to follow -「寿司の“正しい”食べ方:専門家による守るべき寿司のルール」を読んでいます。
In February 2023, a video surfaced online showing a man licking a communal soy sauce bottle as it rolled by on a sushi conveyor belt.
2023年2月、回転寿司のレーン上で回っていた共有の醤油差しを舐める男の動画がネット上に出回った。
The man went on to tamper with other sushi dishes as well, to the dismay of restaurant onlookers.
この男はさらに他の寿司にも手を出して、店内の人々を困惑させた。
to tamper with「ごまかす、弄る、いじりまわす、勝手に開封する、(許可なく、勝手に)変更。改竄する」。
to the dismay of~「(人を)を失望・落胆・がっかりさせたことに」。
That should’ve been the end of the story, but like most viral trends (emphasis on virus), sushi-ruining copycats sprang up, showing videos of people licking chopsticks, rubbing saliva on sushi and putting wasabi on other people’s orders.
それで終われば良かったのだが、多くのバイラル・トレンド(ウイルス)と同様に、寿司を台無しにする模倣犯が現れ、箸をなめる、寿司に唾液をこすりつける、他人の注文にワサビを塗りつけるといった動画が公開された。
Three of the perpetrators have been arrested by the Japanese police, hopefully putting a stop to the sushi-destroying shenanigans,
犯人のうち3人は日本の警察によって逮捕され、寿司を台無しにする悪ふざけが収まることが期待されたが、
but it still shocked a nation that’s known for its rules, regulations, cleanliness and etiquette, especially with food.
特に食べ物に関する決まり事、清潔さやエチケットで知られるこの国に衝撃を与えた。
Additionally, sushi restaurants in Japan have begun to disable their conveyor belts or install sensors and cameras to catch the “sushi terrorists” red-handed (or red-tongued as it were),
さらに日本の寿司店では、レーンを停止させたり、センサーやカメラを設置したりして、「寿司テロリスト」に現行犯で手錠(またはベロ錠?)をかけようとしており
red-handed「現行犯で」。
possibly putting an end to one of the world’s great sushi eating experiences.
日本の世界でも有数の寿司食体験に終止符が打たれるかもしれない。
Obviously, the offense of licking conveyor-belt sushi, known as kaiten restaurants, is limited to extremists,
もちろん回転している寿司を舐めるような蛮行は過激な人物に限られるだろうが、
but there are still a bevy of sushi rules to follow if you want to avoid any fishy faux pas.
寿司のルールはまだたくさんあるので、生半可な失敗を避けたいならそれに従うべきだろう。
fishy「怪しい、いかがわしい、うさんくさい、魚の、魚の多い、魚からなる、魚のような、生臭い、どんよりした、無表情の」。
bevy「群れ、一団」。
faux pas「(社交上の言動の)過ち、過失、失策」。
日本のサービスは「まさかそんな事をする人はいないはず」という、性善説に基づいたものが多いように感じますが、この一件はそれがちょっと崩れそうな、そのきっかけになりそうな嫌な事件でした。
先日も高速道路を燃料切れになるまで走り続けたYoutuberの騒動がありましたが、過激なほど注目を集めるSNSの発展と関係があるんでしょうかね。
「しつけ」という字は“身を美しく”「躾」と書きますが、この字は日本独自の字で、中国から伝来した漢字にはありません。
また着物を始めとした衣類を縫いあげる際に、仕上がりを美しくするための仮止めの糸を「しつけ糸」と言い、これは衣類の完成時には全て外されます。
これに例えて考えると「しつけ(躾)」とは、幼い頃にきっちりとなされて、いずれ外れるものであり、その幼少時のしつけの出来栄えが、その人のその後の振る舞い方を決める。
これが「三つ子の魂百まで」ということなのかなと、私は思っています。
一時的なバズりを期待して、周りを困惑させる極端な行動を取っていたとすれば、今後は自分で考えてどうするのか、それはもしかしたらこの幼少時のしつけの出来栄えにかかっているのかも・・・なんて思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!