先日から「The rise of the minimalist wardrobe -「高層ビルによってNYが沈没?」を読んでいます。
・「高層ビルによってNYが沈没?」(1)
・「高層ビルによってNYが沈没?」(2)
・「高層ビルによってNYが沈没?」(3)
・「高層ビルによってNYが沈没?」(4)
・「高層ビルによってNYが沈没?」(5)
One obvious approach, albeit one that comes with its own problems, is to stop building.
問題点はあるものの、一つの確実なアプローチは、建築をやめることだ。
albeit「たとえ~でも、~にもかかわらず」。
As Parsons explains, the settling of the ground beneath buildings “is generally complete a year or two after construction”.
パーソンズの説明によると、建物の下の地盤沈下は「一般的に建設後1~2年で完了する」という。
Although much of New York City has bedrock of schist, marble and gneiss,
ニューヨークの多くは片岩、大理石、片麻岩の岩盤ではあるが、
schist「片岩(へんがん)」。
gneiss「片麻岩(へんまがん)」。
these rocks have a degree of elasticity and fractures in them that account for some of the subsidence.
これらにはある程度の弾力性があり、割れ目があるため、地盤沈下の原因の一部となっている。
But the clay-rich soil and artificial fill materials that are particularly prevalent in lower Manhattan can cause some of the largest amounts of subsidence, says Parsons and his colleagues.
しかしロウワーマンハッタンに特に多く見られる粘土質の多い土壌や人工的な盛り土は、最大規模の地盤沈下を引き起こす可能性があると同氏らは指摘する。
prevalent「一般に行なわれる、流行する、~に広く行なわれて、いたる所にあって」。
So ensuring the largest buildings are positioned on the most solid bedrock could help to reduce the downward trend.
そのため最も大きな建物は、最も強固な岩盤の上に配置することで、この流れを多少抑えられる。
Another solution, at least for some places, is to slow the withdrawal of groundwater and extraction from underground aquifers.
もう一つの解決策は、少なくとも一部の場所では、地下水や地下帯水層からの取水を遅らせることだ。
Parsons and his colleagues warn that increasing urbanisation will likely increase the amount of groundwater being extracted and combine with even more construction to cope with the growing population.
同氏らは都市化の進展により、地下水の取水量が増加し、人口増加に対応するための建設がさらに増えるだろうと警告する。
Finding more sustainable ways of supplying the city’s water needs and maintaining groundwater levels could help.
都市の水需要を満たす、より持続可能な方法を見つけることで、地下水レベルを維持出来るかもしれない。
地下水がクッションのように地表を支えているとすると、地下水を汲み上げればその分クッションがへたる、つまり地盤が沈下するというイメージで読みました。
技術としてはあるようですが、海水を真水に変えられたら良いですよね。
しかしニューヨークの住民の水需要を満たすほどのスピードで、それがまだ出来ないという感じなんでしょうか。
とにかく都市重量のダイエットが必要なんですね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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