先日から「The ’3.5% rule’: How a small minority can change the world -「3.5%ルール:少数派が世界を変える方法」を読んでいます。
・「3.5%ルール:少数派が世界を変える方法」(1)
・「3.5%ルール:少数派が世界を変える方法」(2)
・「3.5%ルール:少数派が世界を変える方法」(3)
・「3.5%ルール:少数派が世界を変える方法」(4)
In fact, of the 25 largest campaigns that they studied, 20 were nonviolent, and 14 of these were outright successes.
実際、彼らが調査した25の大規模活動のうち、20は非暴力的的なものであり、そのうち14は完全な成功を収めた。
outright「腹蔵なく、率直に、公然と、むきだしに、徹底的・完全に、全く、すぐさま、即座に」。
Overall, the nonviolent campaigns attracted around four times as many participants (200,000) as the average violent campaign (50,000).
全体として、非暴力的活動は平均的な暴力的活動(50,000人)の約4倍(200,000人)の参加者を集めた。
The People Power campaign against the Marcos regime in the Philippines, for instance, attracted two million participants at its height,
例えばフィリピンのマルコス政権に反対するピープルパワー運動は、最盛期には200万人が参加し
while the Brazilian uprising in 1984 and 1985 attracted one million, and the Velvet Revolution in Czechoslovakia in 1989 attracted 500,000 participants.
1984年と1985年のブラジルの蜂起には100万人、1989年のチェコスロバキアのビロード革命には50万人が参加した。
“Numbers really matter for building power in ways that can really pose a serious challenge or threat to entrenched authorities or occupations,” Chenoweth says
チェノウェスによれば「凝り固まった権力や職業に深刻な挑戦や脅威を与えられるパワーの構築には、参加者の数が非常に重要」であり
- and nonviolent protest seems to be the best way to get that widespread support.
非暴力的な抗議は、そうした広範な支持を得られる最良の方法と思われる。
Once around 3.5% of the whole population has begun to participate actively, success appears to be inevitable.
全人口の約3.5%が積極的に参加するようになれば、成功は必至のようだ。
“There weren’t any campaigns that had failed after they had achieved 3.5% participation during a peak event,” says Chenoweth
チェノウェスは「活動のピーク時に3.5%の参加率を達成した後、失敗した例はありませんでした」と語り
- a phenomenon she has called the “3.5% rule”.
それが彼女が「3.5%ルール」と呼ぶ現象だ。
Besides the People Power movement, that included the Singing Revolution in Estonia in the late 1980s and the Rose Revolution in Georgia in the early 2003.
ピープルパワー運動以外にも、1980年代後半のエストニアの歌う革命や2003年初頭のグルジアのバラ革命などがある。
歌う革命、バラ革命、そしてフィリピンのピープルパワー運動、どれも血の匂いを感じさせない響きだと感じます。
チェノウェス女史の研究では、全人口の約3.5%が参加した運動が失敗した例はないとのこと。
非暴力的で日常生活を崩さず参加出来る運動、これは日本でも起こり得ることかもしれません。
色々な事は極限を迎えて、反対側にひっくり返る時期がそろそろ来ているのではないかと、個人的にはそう感じています。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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