先日から「Why are bed bugs so difficult to deal with? -「なぜトコジラミ対策は難しい?」を読んでいます。
・「なぜトコジラミ対策は難しい?」(1)
・「なぜトコジラミ対策は難しい?」(2)
・「なぜトコジラミ対策は難しい?」(3)
Booth and Lewis’s study showed that 36% of the older bed bugs collected in the US between 2005-2009 had a single mutation in their sodium channel gene, while 50% had acquired two mutations.
ブースとルイスの研究によると、2005年から2009年にかけてアメリカで採集されたトコジラミのうち、古いトコジラミの36%がナトリウムチャネル遺伝子に1つの変異を有していたが、50%は2つの変異を獲得していた。
Just 2.5% of the population had no mutations, and were therefore susceptible to insecticides.
集団のわずか2.5%にだけ突然変異がなく、従って殺虫剤が有効だった。
susceptible「感受性の強い、多感な、敏感な、恋に陥りやすい、受けやすくて、影響されやすくて、感染しやすくて、~を許して、~が可能で」。
“Whenever you have one of the mutations it results in a several hundred-fold resistance to pyrethroid insecticides,” says Booth.
「突然変異が起こると、ピレスロイド系殺虫剤に対して数百倍の耐性を持つようになります」とブース氏。
“If you have both mutations that can ramp up to around 16,000-fold.
「もし両方の変異がある場合、耐性は約16,000倍にまで跳ね上がります。
So, it means you’re not going to kill them.
つまり、彼らに殺虫剤は効かないということです。
You can pour a bucket load of insecticides on them and it’s still not going to have an effect.”
例えバケツ一杯の殺虫剤をかけようとも、効果はありません。」
In the more modern bedbug samples from 2018-2019, 84% of the bed bugs had acquired two mutations in their sodium channel gene, giving them total protection.
より最新の2018年から2019年にかけてのトコジラミのサンプルでは、84%のがナトリウムチャネル遺伝子に2つの変異を獲得しており、完全に防御されていた。
Not one single bed bug from the more recent samples in the US were susceptible to insecticides.
さらにアメリカで最近採集されたトコジラミの中には、殺虫剤に弱いものは一匹もいなかった。
恐ろしい~!
従来の殺虫剤については、彼らは完全防御されていると(汗)。
新しいメカニズムの殺虫剤があるにしても、またすぐに変異して対策されてしまうのでしょう。
虫ってかなり脅威になりうる存在なんですね・・・。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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