先日から「Why pet owners are spending thousands of dollars on ‘human-grade’ food -「飼い主がペットフードに大金を費やす理由」を読んでいます。
・「飼い主がペットフードに大金を費やす理由」(1)
・「飼い主がペットフードに大金を費やす理由」(2)
・「飼い主がペットフードに大金を費やす理由」(3)
From table scraps to pet chefs
生ゴミからペット・シェフまでThe American Pet Products Association estimates Americans spent $58.1bn (£46bn) on pet food and treats in 2022, and UK Pet Food valued the UK expenditure in 2023 at £3.8bn ($4.8bn).
アメリカペット用品協会は、2022年にアメリカ人がフードやおやつに使った金額を581億ドル(460億円)と推定しており、UKペットフードは2023年のイギリスの支出額を38億ポンド(48億円)と評価している。
But the mind-boggling size of the modern-day pet food industry – and its premium tier – is relatively new.
だが現代のペットフード業界、そしてそのプレミアム層の気の遠くなるような規模は、比較的新しいものだ。
“For much of the 20th Century, pets were fed kitchen scraps, such as leftover meat and bones as these foods were low cost and more easily available,”
「20世紀の大半の間、ペットは生ゴミや肉や骨などの残飯といった、安価でより簡単に手に入る食品を与えられていました」
says Natalia Ciecierska-Holmes, a PhD researcher who studies alternative diets for dogs and humans at the University of Adelaide, Australia, and the University of Nottingham, UK.
と語るのは、オーストラリアのアデレード大学とイギリスのノッティンガム大学で犬と人間の代替食を研究している博士課程の研究者、ナタリア・チーチェルスカ=ホルムズ氏。
Canned horse meat was a popular food for dogs in the 1920s, she explains,
同氏によれば、1920年代には馬肉の缶詰が犬用フードとして人気で
and commercial pet food companies weren’t founded until the 1950s, selling dry kibble that was derived from extruding dry and wet ingredients into a shelf-stable product.
1950年代に商業的なペットフード会社が設立され、ドライとウェットの材料を押し出し、保存可能な製品にしたドライキブル(カリカリ)を販売していたという。
Ciecierska-Holmes points to a defining moment in the shift towards alternative pet foods:
彼女は、代替ペットフードへのシフトの決定的瞬間をこう指摘する、
a 2007 global recall of commercial pet food.
それは2007年の市販ペットフードの世界的リコールである。
The US Food and Drug Administration (FDA) found wheat gluten contaminated with melamine and cyanuric acid, had made its way into the supply, leading to the deaths of 14 cats and one dog.
米国食品医薬品局(FDA)は、メラミンとシアヌル酸に汚染された小麦グルテンが原料に混入していることを発見、これは14匹の猫と1匹の犬の死につながった。
“These recalls heightened distrust in the commercial pet food system [and spawned] a desire for increased control over where these ingredients come from,” she says.
「これらのリコールは、市販のペットフードのシステムに対する不信感を高め、原材料の産地管理を強化したいという願望を生みました」と彼女。
確かに子供の頃のイメージとしては、犬はビタワン、猫は猫まんま、これがペットのエサという感じでした。
特に猫の場合はその日の残り物を適当に与えるとか、田舎だと鳥やネズミなどを適当に取って食べとけ、みたいな(笑)。
あの時代からするとペットの地位も向上して、安全で快適な暮らしがもたらされたなあと思います。
より人間扱いというか、家畜から家族に昇格した感じがします。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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