先日から「US salaries are falling. Employers say compensation is just ‘resetting’ -「アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?」を読んでいます。
・「アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?」(1)
・「アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?」(2)
・「アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?」(3)
・「アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?」(4)
In many ways, what we’re seeing is a correction.
多くの意味で、私たちが目にしているのは修正だ。
Wage growth is reverting to pre-pandemic levels of below 3%, says Bunker.
賃金の伸びは、パンデミック以前の3%以下のレベルに戻りつつある、とバンカー氏。
“A 9.3% spike in year-over-year wage growth is anomalous in many ways.
「賃金の前年比伸び率が9.3%も急上昇したのは、色々な意味で異常なことです。
It came from the initial shock of Covid-19, and an economy heading towards recession suddenly rapidly expanding, then having to suddenly hit the brakes again.
それはコロナの最初のショックと、不況に向かっていた経済が突然急拡大し、その後再び急ブレーキを強いられたことに起因します。
It’s a whiplash effect.”
むち打ち効果のようなものです。」
At current rates, wage growth may return to pre-Covid levels by May 2024, says Bunker.
現在のレートでは、賃金の伸びは2024年5月までにコロナ前の水準に戻るかもしれない、と同氏。
Whether it rises, plateaus or shrinks from there depends on whether hiring picks up.
そこから上昇するか、停滞するか、縮小するかは、雇用が回復するかどうかにかかっている。
plateau「高原、台地、(グラフの)平坦域、(景気・学習等の)高原現象、プラトー」。
And if inflation continues to rise, workers will increasingly feel the pinch of these new lower or stagnant salaries, he adds.
インフレが続けば、労働者はますます給与の低下や停滞の苦しみを感じるようになるだろう、と同氏は付け加える。
While inflation has begun to drop in the US and UK, the cost of living has outstripped salary increases for nearly three years, says Bunker.
アメリカやイギリスではインフレ率が下がり始めているが、生活費は3年近く給料の上昇率を上回っていると同氏。
“Real wages today are still below where they would have been presumed to be, pre-pandemic.
「今の実質賃金はパンデミック前の想定水準よりもまだ低いです。
So, it’s a race between inflation and wages.”
つまりはインフレと賃金の競争なのです。」
- 完 -
あんまり明るい見通しではなさそうですね。
日本も物価は上がっていますが、アメリカやイギリスに比べるとまだマシなのかも・・・。
生活コストの上昇が賃金低下と相まったら、一般庶民はかなり苦しくなります。
日本に暮らしていても影響があることですから、引き続き動向を気にしていこうと思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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