先日から「US salaries are falling. Employers say compensation is just ‘resetting’ -「アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?」を読んでいます。

アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?


・「アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?」(1)
・「アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?」(2)
・「アメリカの賃金低下はただの“揺り戻し”なのか?」(3)

“We saw a massive bull run in the market during the pandemic, where there was a big increase in baseline compensation for workers because of talent shortages,”
「パンデミックの最中には、人材不足のために労働者の基本報酬が大幅に引き上げられました」

says Boston-based Chris Rice, of US executive tech recruiting firm Riviera Partners.
と語るのは、ボストンを拠点とする米エグゼクティブ技術者人材紹介会社リビエラ・パートナーズのクリス・ライス氏。

“We’re still seeing a market reset that’s ongoing.
「市場のリセットはまだ進行中です。

An oversupply means compensation has dropped because the demand is no longer there.”
供給過剰とは、需要がなくなったために賃金が下がったことを意味します。」


‘A whiplash effect’

「むち打ち効果」

Ultimately, employers who are filling roles after layoffs or hiring freezes are likely to use the newfound leverage they have,
最終的にレイオフや雇用凍結の後、雇用者を補充することになる雇用主は、新たに見出した影響力を行使する可能性が高い、

says Till von Wachter, professor of economics at University of California, Los Angeles.
と語るのは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で経済学を担当するティル・フォン・ワクテル教授。

“They’ll tend to orient their new salaries at the going rate, so starting wages may fall in order to equilibrate the market,” he says.
「彼らは新しい給与を一般的な水準に合わせる傾向があり、市場を均衡させる意味でも初任給が下がる可能性があります」と彼。

The current phenomenon may be felt most acutely in the US
現在のこの現象はアメリカで最も顕著に感じられるかもしれない、

because of how its economy rebounded from the first Covid-19 lockdown in 2020.
というのも、それによって米国経済が2020年の最初のコロナによるロックダウンからいち早く立ち直ったからだ。

Indeed data shows its peak wage growth dwarfed that of the UK and Europe.
実際、ピーク時の賃金上昇率はイギリスやヨーロッパを凌駕していた。


dwarf「小びと、特別に小さい動物、矮性植物、盆栽、(物を)小さく見せる」。

“The US economy jumped out the gates in the wake of stimulus packages and mass vaccinations,” says Bunker.
「景気刺激策と集団予防接種の結果、アメリカ経済は勢いづきました」とバンカー氏。

“So, wage growth has faded rapidly amid less job market churn and switching.”
「そして今は雇用の入れ替わりが減少し、賃金の伸びは急速に衰えているわけです。」



アメリカはコロナ禍においていち早く経済を立て直した分、その反動(雇用と賃金の減少)も早く来たのでは、という説ですね。

まあ何事も副作用と言うか、急速に何かを変えるとその反動も急速に来るもの。

問題はこれはただの反動なのか、それとも本格的な景気減速のサインなのか、というところですよね。


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