ホワイトカラー シーズン4 第5話より:
egg on one’s face
面目をつぶす、顔に泥を塗る
美貌の策略家・アビゲイルに脅迫され
ピーターを裏切る形で彼女が指定する美術品を盗み出したニール。
引渡しの場所に現れたアビゲイルは、ニールに交換条件としてオファーしていた
エレンについての機密ファイルを差し出すが
ニールは「代償が大きすぎる」と受け取りを拒否する。
するとアビゲイルはそのままニールの盗みだした美術品を受け取り、その場を去るが
一部始終をモニタリニングしていたピーターに、ほどなく逮捕される。
そして彼女の逮捕によってニールが受けていた脅迫や窃盗も明るみに。
事情を把握したピーターが機密ファイル盗難の被害にあった連邦保安局と話をつけ
ニールと話をするという場面です。
Did they find my DNA?
俺のDNAは見つかった?(ニール)
They did. But they’re not pressing charges against you…
ああ。しかし今回は立件を見送るそうだ・・・(ピーター)
in exchange for my keeping the news about the break-in quiet.
連邦保安ビルへの不法侵入の件を口外しない約束と引き換えにな。(ピーター)
No egg on their face…
彼らの面目を保てば・・・(ピーター)
no jail time for me.
俺の服役も無しというわけか。(ニール)
in exchange~ 「~と引き換えに」。
egg on one’s face は直訳すると「人の顔に卵をぶつける」ということですが
それが転じて「面目をつぶす、顔に泥を塗る」となります。
時々ニュースなどで動物愛護団体の抗議運動として
毛皮を着ているセレブリティに卵を投げつけたとか
オウンゴールをしたサッカー選手に
サポーターが卵をぶつけるといったシーンを見かけることがあります。
つまり卵をぶつけるというのは、相手への侮辱を示す象徴的なアクションであり
そう考えると今回のイディオムもスッと頭に入ってきますね。
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