ホワイトカラー シーズン4 第12話より:

dig in one’s heels
自分の意見に固執する


帰宅したピーターは、妻のエリザベスの仕事の悩みを相談される。

彼女はイスラム教徒の女性作家の出版記念イベント企画する仕事を請け負ったのだが、
女性作家の意に反して、男性の担当者がイベントにベリーダンサーを呼べというのだ。

それはイスラム文化=ベリーダンス、という男性の短絡的な発想から出た案だったが
エリザベスは今回の作品の内容を思えば、もっと知的なイベントを企画すべきと考えている。

クライアントの要求と自分の考えで板挟みのエリザベスとピーターの会話からです。

What does the publisher want?
編集者は何をしたいって?(ピーター)

Belly dancing.
ベリーダンス。(エリザベス)

(中略)

It undermines the whole important message of the book, and he wants me to compromise?
それじゃこの本のメッセージを壊すことになる、妥協しろということかしら?(エリザベス)

Don’t. You dig in your heels.
いいや。君は自分の意見に固執すべきだ。(ピーター)

You look him straight in the eye and tell him you’re gonna do it your way.
奴の目をしっかり見つめて、自分のやり方で行くと言ってやれ。(ピーター)


undermine 「(評判等を)傷つける、土台を崩す、徐々に衰えさせる」、
compromise 「妥協、和解、歩み寄り」。

そして dig in one’s heels は「自分の意見に固執する」。

これは誰かの説得があっても、一歩も譲らない、妥協しないという意味のイディオムで
heel は「かかと」ですから、もうかかとが地面にめり込むほど押されても引かない、譲らないという
強い意味合いを持っています。



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