ザ・メンタリスト シーズン1 第5話より:
shoot me
(悪い事をしたと)自分でも分かってる、恥ずかしいと思っている
田舎町で殺された若い女性カーラの事件を調べるうちに
以前から彼女に好意を寄せ、絡んでいた男が浮かび上がる。
ルーロンというその男は化粧品会社の配達員という立場を利用して
目当ての女性に何度も化粧品をプレゼントし、気を引こうとしていたのだった。
署内でヴァンペルトとチョウの取調べを受けるルーロンのシーンからです。
You beautiful people got no idea what unattractive guys go through.
あんたらみたいにイケてる連中には、不細工な男の人生なんて分からないさ。(ルーロン)
Don’t I have a heart? Don’t I long to be held, to be loved, to be cherished?
俺にだって心はあるんだぜ?抱きしめられたり愛されたり、大事にされたいに決まってるだろ?(ルーロン)
Yes, I do.
そうさ俺だって。(ルーロン)
So I gotta pay for a little human contact every now and then.
だから幾らか払って触れ合いを求めるってわけ。(ルーロン)
Shoot me.
良い事じゃないがな。(ルーロン)
It’s not my fault I look like this.
この外見は俺のせいじゃない。(ルーロン)
It is, actually.
いや実際お前のせいだぞ。(チョウ)
With a low carb diet and exercise, you could look very different.
低炭水化物ダイエットと運動で外見は変えられるんだ。(チョウ)
long to~ 「~したがる」。
そして shoot me は「(悪い事をしたと)自分でも分かってる、恥ずかしいと思っている」
ということで、直訳すると「私を撃て」。
つまり自分でも悪い事だと分かっているからどうぞ撃って、と
若干開き直るというか「私が悪うございました(だからもう責めないでよ・・・)」
といった表現です。
ここでは呆れるようなヴァンペルトの視線を受けてルーロンが
自分でも分かっているけど、モテないし仕方ないだろ・・・とでも言いたげな感じです。
そしてその後、醜いのは自分ではどうしようもないと言うルーロンに
いやそんなこと無い、とチョウが真面目な顔で外見の磨き方を教えるという
ちょっとコミカルなシーンになっています。
実際チョウ自身がものすごいマッチョ(マッチョ過ぎてもはやロボコンみたい)なので、
彼の言うとおりにやれば、大分変われるんでしょうね。