ゴシップガール シーズン2 第5話より:
attached at the hip
いつでも一緒、離れがたい仲、意気投合する
ブレアとセリーナは、何度目かの仲たがい中。
夜ごと派手に楽しむ様子がパパラッチされるセリーナだが
その横にいるのはブレアではなく、
ソーシャライトのポピーに入れ替わっている。
二人はつい最近知りあったばかりだが、すぐにお互い意気投合し
今のセリーナはどこに行くのもポピーと一緒なのだった。
You got in late last night.
昨日は帰りが遅かったわね。(リリー)
Oh, yeah. I had the MOMA event with Poppy.
うん。 MOMAのイベントにポピーと行ったんだ。(セリーナ)
We sipped on sodas all night.
一晩中ソーダしか飲まなかったよ。(セリーナ)
Oh, Poppy Lifton, the socialite?
あら、ポピーってソーシャライトの?(アートバイヤー)
Yes. They met at a charity affair the other week,
そうなの。 慈善イベントで知り合って(リリー)
and they’ve been attached at the hip ever since.
それ以来ずっと一緒みたいよ。(リリー)
sip 「(飲み物を)ちびちび飲む、すする」。
そして attached at the hip は「いつでも一緒、離れがたい仲、意気投合する」、
直訳すると「腰でくっついてる」ということで
まるでヤマタノオロチのごとく、体は一つで頭が複数あるような
それほどいつでも一緒に居る間柄、という意味になります。
急速に親しくなる仲というのは、得てして急速に疎遠になったりもしますが
今のところお互いの興味と行動範囲が一致しているんでしょうか。
セリーナが本気を出して女王に返り咲いた途端、
ブレアはつるんでいた仲間にも軽んじられ、置き去りにされてしまいました。
学校の友人関係ってこんなに目まぐるしかったっけ?と
ウン十年昔を振り返ってみましたが、昭和の時代だったせいか
携帯もメールもSNSもなく、のどかな学生生活でした。
現代の中高大学生は、取り交わす情報量が多いだけに色々大変そうですね。