ゴシップガール シーズン2 第8話より:
speaking in tongues
意味不明な事を口走る、わけの分からない事を言う
ブレアの手助けはダンにとって、セリーナと再び友好的になる手段だったが
目当てのセリーナは新進気鋭のアーティスト・アーロンと良い雰囲気になっていた。
ダンに遠慮してか、今は誰ともデートをする気がないと言うセリーナだが
彼女がアーロンに惹かれ始めている事を感じるダン。
ダンはもし彼が好きなら自分は応援するとセリーナに告げるのだった。
He’s a good guy, so uh, you have my blessing.
彼は良い奴だ、だからその、祝福するよ。(ダン)
If that’s what you’re looking for.
もしそれを君が望んでるなら。(ダン)
(中略)
Oh, my god. “Cecil the caterpillar.” camp Suisse!
えっ、ちょっとやだ。「イモ虫セシル」って。 スイスのキャンプだ!(セリーナ)
Uh, did you just… are you having a seizure?
うーんと、君・・・発作でも起きた?(ダン)
Because you’re speaking in tongues.
何だか訳が分からないんだけど。(ダン)
No, I’m sorry. I just… I just realized that I do know Aaron.
違うの、ごめんね。私・・・アーロンと会った事あるのを思いだした。(セリーナ)
you have my blessing(君を祝福する)、すなわち「応援する」となります。
caterpillar 「毛虫、イモ虫、キャタピラー」。
seizure 「発作、てんかん、けいれん」、
have a seizure で「発作を起こす」。
そして speaking in tongues は「意味不明な事を口走る、わけの分からない事を言う」。
前の場面でセリーナはアーロンのディナーの誘いを断るのですが
その時にアーロンが「イモ虫セシルを思いだしたら、また連絡して」と彼女に返しており
その事を指してのセリフです。
要はセリーナが子供の頃、スイスでアーロンとイモ虫セシルの扮装で遊んだ事があった、
という話なのですが、彼女のセレブな思い出話にダンが
やっぱり自分とは環境が違うんだなあ・・・と寂しく感じるシーンでもあります。
サマーキャンプで海外というのはやっぱり裕福な家庭の証なのでしょうね。