ゴシップガール シーズン2 第10話より:
dig up dirt on~
~のスキャンダルを掘り起こす、~の悪い噂を嗅ぎまわる
ブレアの母・エレノアに最近、春がやってきた。
彼女はサイラスという新しい恋人に夢中なのだが
サイラスはハンサムでもなく小柄で薄毛、その上押しが強い初老の男性で
勝手に実父・ハロルドのような男性を想像していたブレアはショックを受ける。
そして彼は母にふさわしくないと、どうにか別れさせる算段を練り始めるが
娘の性格を心得ているエレノアにたしなめられてしまう。
You’re not a child anymore.
あなたはもう子供じゃないのよ。(エレノア)
But you can’t help it, can you? You can’t stop meddling and scheming.
でもまだ止められなそうね? おせっかいや悪だくみが。(エレノア)
Let me guess you played nice so that you could dig up some dirt on Cyrus.
サイラスの前で良い子を演じて、彼の汚点を探そうとしたんじゃないの。(エレノア)
But it didn’t work, did it?
でも上手く行かなかった、でしょ?(エレノア)
Because he is the most upstanding man I have ever met.
彼はとてもしっかりした人なんだから。(エレノア)
meddling 「余計な世話、おせっかい」。
scheming 「悪だくみ、策を弄する、狡猾な」。
そして dig up dirt on~ は「~のスキャンダルを掘り起こす、~の悪い噂を嗅ぎまわる」、
直訳すると「土(塵芥)を掘り返す」ですから
隠されている裏事情や秘密などを暴くといったイメージでしょうか。
upstanding 「しゃんとした、正直な、立派な」。
“ケイリー・グラントかと思ってたら、ダニー・デビートが来た・・・”と嘆くブレアですが
ルックスに振り回されるあたりが、まだまだ若い女の子(笑)。
カッコ良いだけではやっぱダメだと身にしみているエレノアにとって
サイラスは前夫以上に輝いている男性のようです。