ゴシップガール シーズン2 第13話より:

bad blood
悪感情、反感、憎しみ


チャックの父・バートの葬儀に参列しようと会場に駆け付けたダンだったが
なぜかチャックから激しく罵倒され、その場を追い出されてしまう。

後日、セリーナから会いたいと呼び出されたダンは
葬儀の日のことなら気にしていないと彼女に告げるのだった。

You know, if you’re about to apologize for Chuck, it’s really all right.
あのさ、もしチャックの件だったら、本当に大丈夫だから。(ダン)

I mean, he’s upset, and there’s bad blood.
彼も動揺してたし、反感を持たれてるようだし。(ダン)

It wouldn’t be entirely true to say that I get it, but I’m fine not getting it.
彼のことは理解できないけど、理解出来なくても全然構わないから。(ダン)


apologize 「謝る、謝罪する」。

upset 「動揺、狼狽、気が動転する」。

そして bad blood は「悪感情、反感、憎しみ」、
直訳すると「悪い血」、それが体を駆け巡ること=悪感情に包まれる、
というイメージが浮かびます。

中世の医療行為に、悪い血を体から抜いて体調を整える瀉血というのがありましたが
もしかしたら“悪い血”が諸悪の根源、という
当時の考え方が影響して生まれた表現かもしれませんね。



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