ゴシップガール シーズン2 第21話より:
fall flat on one’s face
(無残に)失敗する
ジェニーは父・ルーファスがこのところ元気がないように感じていたが
それはきっとリリーへのプロポーズを考えているからでは・・・と推測する。
その事についてはジェニーは既に兄のダンとも賛成だと意見が一致しており
もし子供たちの事を心配して悩んでいるのなら、気にしなくて良いと父に伝える。
I want you to know that Dan and I are totally okay with it.
私と兄さんは大賛成なんだよ。(ジェニー)
(中略)
It’s not a good time.
今は時期が良くない。(ルーファス)
There are some, uh, complicated things happening right now.
そのちょっと、ややこしい事があってな。(ルーファス)
Well, whatever they are, you can fix them.
ふうん、何にせよパパなら解決出来るよ。(ジェニー)
You just have to want it bad enough.
もし本気で望むならね。(ジェニー)
Dad, my whole life, you said that I could do anything,
パパ、私にずっと言ってたじゃない、私は何だって出来るって、(ジェニー)
if I was willing to risk falling flat on my face.
失敗を恐れなければ出来る、って。(ジェニー)
complicated「複雑な、入り組んだ、ややこしい」。
fix「(動かないように)固定する、直す・修理する」。
whatever they are, you can fix them(それが何であれ、あなたなら直せる)
=「何にせよパパなら解決出来る」。
bad enough「ものすごく、超本気で、充分過ぎるほどに」。
bad は「悪い」の他に「めちゃくちゃ、すごく、超」といった
強調の意味で使われることがあります。
今回も bad「すごく、超」enough「充分な」ということで
You just have to want it bad enough(あなたがそれを充分過ぎるほど望むなら)
=「もし本気で望むなら」。
willing to~ 「よろこんで~をする、進んで~をする」。
そして fall flat on one’s face は「(無残に)失敗する」、
直訳すると「突っ伏して倒れる、顔からバタンと倒れる」ということで
何かに挑戦した結果コテンパンにやられる、無残に倒れる、というイメージに繋がります。
ジェニーはルーファスの落ち込みを再婚問題から来るものと思っていますが
実際にはもっと深刻な問題、お金の問題が起きているのでした。
リリーが「私なら簡単に解決できる」と言うんですが、それはやっぱり受けられない・・・
というわけで、バンドの栄光時代の楽曲の版権を手放す事まで考えるルーファスです。