ゴシップガール シーズン2 第25話より:
throw one’s hat in the ring
(選挙戦に)出馬する、競争に参加する
ダンたち卒業生が新生活に期待を膨らます一方、
下級生のジェニーたちも彼らの卒業を喜んでいた。
学校を牛耳っていたブレアやお騒がせのセリーナも居なくなり
秋からは皆が普通の学校生活を送れる・・・
そう話していた矢先、ブレアの取り巻きだったペネロペから
ブレアの後任として新しい女王に立候補しないかと誘われる。
This graduation is a celebration for us, too.
卒業式って私たちにとってもお祝いよね。(ジェニー)
No more mean girls.
もう意地悪女ともおさらば。(ジェニー)
We have suffered under their dictatorship for way too long.
ずーっと独裁制に苦しめられて来たけどさ。(ジェニー)
Starting next fall, there’ll be peace in the kingdom.
秋からはこの王国にも平和が訪れるでしょ。(ジェニー)
Hey J, wanna throw your hat in the ring?
ジェニー、あなた立候補は?(ペネロペ)
What are you talking about?
何の話?(ジェニー)
Queen. What else is there to talk about?
次の女王よ。 他に何があるって言うの?(ペネロペ)
celebration 「祝い事、祝賀」。
dictatorship 「独裁制、独裁者の地位」。
そして throw one’s hat in the ring は「(選挙戦に)出馬する、競争に参加する」。
直訳すると「帽子をリングに投げ込む」。
これは一説にはその昔、ボクシング(というか殴り合い?)が
まだスポーツというより荒くれ男たちの娯楽であった頃、
興奮した観客が次の試合は自分がやりたい、出たいという意思表示として
リングに帽子を投げる風習があったというのが由来だそうです。
さんざん女王様に苦しめられてきたジェニーなのに
今度は自分がその地位に・・・となると、
やっぱりちょっと魅力を感じてしまうようです(笑)。