ザ・メンタリスト シーズン5 第17話より:

in the sticks
(草木しかないような)ド田舎


サクラメントの劇場に出演予定の女優・シャロンが
公演会場で転落死を遂げる。

シャロンはNYでキャリアを積んでおり
地元民とは一切コンタクトのない女優ということで
ジェーンは劇団内の誰かが犯人だと見当をつける。

そして関係者である演出家のブラン、製作者のドッジ、広報のクレアに
なぜ舞台経験の浅いシャロンを準主役に抜擢したのか訊ねる。

She’s a natural dancer, big voice, quick learner, and she was hungry.
彼女はダンスが上手く、声も通るし、覚えも早い、それに野心も。(ブラン)

That’s all you need.
必要な資質を全て持っていた。(ブラン)

Well, what was in it for her?
それじゃ、彼女の利点は?(ジェーン)

I mean, it’s a revival in the sticks.
つまりどうして地方の再公演に出る気になったのか。(ジェーン)

She was already a well-known singer in New York.
すでにNYでは有名なシンガーだったのに。(ジェーン)

She wanted to be a part of something special.
特別な経験のためよ。(クレア)

Exactly.
その通り。(ドッジ)

I mean, we’re starting out here in Sacramento,
スタートはここサクラメントだが、(ドッジ)

but “Torch” will be on Broadway in six months.
「トーチ」は半年後にはブロードウェーに行くだろう。(ドッジ)


quick learner「物覚えの良い人、飲み込みの早い人」。

in it for ~「~を目当てに」。

what was in it for her?(彼女にとって何が目当てだったのか?)
=「(この舞台に出る)彼女の利点は?」。

revival「復活、(舞台等の)再演」。

そして in the sticks は「(草木しかないような)ド田舎」。

sticks「木の枝」に囲まれたような場所、つまり「ド田舎」ということですが
字幕ではマイルドに「地方」となっていました。

well-known「有名な、良く知られた」。

「有名」というと famous がありますが

・famous 「良い意味で有名」
・well-known「良し悪しはともかく有名」


という違いがあります。

90年代にBrosという、双子の兄弟と友人で結成しヒットを飛ばしたバンドが居て
彼らのデビュー曲で When will I be famous?(いつ有名になれる?)というのがありました。


これは famous「良い意味で有名」ということで、
実際にこの曲の大ヒットでそのようになりました。

その後、双子の兄ルーク・ゴスは役者に転向し、
主にアメリカの映画やドラマでたまに見かけます。


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