ママと恋に落ちるまで シーズン1 第7話より:
crunch the numbers
数字を分析する・処理する
テッドはNYで成婚率100%の成果を誇る結婚相談所に行ってみる事にする。
そこではコンピューターに自分のデータを登録すると
登録メンバーの中から相性ピッタリの相手を紹介してくれるとの事で
テッドは3日後にはじき出されるという運命の女性を楽しみに待つ。
そして3日たった今日、待ちきれない思いで相談所を訪ねたテッドに
係員のエレンは意外な事をいうのだった。
Hi, Ellen. Remember me? I’m Ted.
やあエレン。 覚えてる? テッドだ。(テッド)
Ted. Hi, I meant to call you.
ええテッドよね。 ちょうど電話しようかと。(エレン)
The computer is still crunching the numbers.
まだコンピューターが分析中なのよ。(エレン)
Busy as a bee, that little computer.
忙しく頑張ってるとこ。(エレン)
You said it was gonna be three days.
3日で僕にピッタリの女性が見つかると言ってたよね。(テッド)
(中略)
How do I say this?
えーっと、何て言えばいいかしら?(エレン)
This is gonna be… really hard.
ちょっと・・・言いづらいんだけど。(エレン)
Ted, there are absolutely no women out there for you.
テッド、あなたに合う女性が皆無なのよ。(エレン)
meant to~「~しようと思っていた、~するつもりだった」。
meant to~ は、本当は既にしているはずの事を、後から人に突っ込まれた時
いやあ、ちょうどやろうと思っていたんだよね・・・と、ちょっと弁解するような表現です。
エレンはテッドに既に電話しているはずだったけれど、
その前に本人が来てしまったので I meant to call you(電話しようと思っていた)
と、慌てている感じです。
そして crunch the numbers は「数字を分析する・処理する」。
crunch「バリバリと噛む、かみ砕く」the numbers「その数字を」ということで
数字をかみ砕く=「数字を分析する・処理する」。
calculate「計算する」に比べて crunch はもっと「数字を分解して処理する」ような感じで
その中に「計算」も含まれるといったイメージです。
また numbers を data に入れ替えて
crunch the data「データを分析・処理する」という言い方も出来ます。
busy as a bee「(働き蜂のごとく)とても忙しい」。
Busy as a bee, that little computer(小さなコンピューターが忙しく働いている)
=「忙しく頑張ってる」。
本来なら3日で終わるはずの分析が、どうもテッドの場合はまだ終わっていない模様。
How do I say this?「何と言ったら良いだろうか?」。
相手に伝えにくい事、言いづらい事を話さねばならなような時、
「えーと、なんて言ったら良いのかな・・・」といった意味で使われます。
なんと成婚率100%誇る結婚相談所をもってしても
テッドの運命の相手は見つからないという事態。
SATCでは確か、NYは独身男性の数が独身女性よりずっと少ないので
男性には天国だ、と言っていたように思いますが、
テッドに限ってはそうではないみたいですね(笑)。
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