ママと恋に落ちるまで シーズン1 第7話より:
skip over
(溝などを)飛び越える、無視する、受け流す
成婚率100%の結婚相談所を以てしても、自分にピッタリの女性が見つからないテッド。
だが係員のエレンによれば、半年前ならば相性バツグンの女性が居たという。
その女性サラにはすでに男性を紹介済みなので、
テッドには紹介出来ないと言われてしまうが、諦めきれないテッドは
こっそり彼女に会いにいく事に。
そしてひと目でサラが気に入ったテッドは、彼女をディナーに誘うが
何と来週結婚するのだと言う。
それでも諦めきれないテッドは、彼女に連絡先を手渡し
万に一つの可能性(結婚が破談になること)に賭けると言い出す。
So, my 9.6, beautiful, charming, intelligent, engaged.
僕と相性バツグンの人は、美人で魅力的で賢くて、婚約してた。(テッド)
Oh, Ted, I’m so sorry.
まあテッド、残念だったわね。(リリー)
Yeah, it was a long shot.
ああ、まあ望み薄だろうけど。(テッド)
I told her to call me anyway if she changes her mind.
一応気が変わったら電話してって伝えておいたよ。(テッド)
But I don’t know.
どうなるか分からないけど。(テッド)
Whoa, whoa, whoa. Let’s not skip over this.
ちょっとちょっと待ってよ。 それは聞き捨てならない。(リリー)
Raise your hand if earlier today you hit on an engaged woman?
今日婚約してる女性に言い寄った人、いたら手を挙げて?(リリー)
(テッドとバーニーが手を挙げる)
Come on, Lily, don’t hate the player, hate the game.
呆れるなよリリー、これは男のサガなんだから。(バーニー)
it was a long shot「望み薄、ダメもと」。
そして skip over は「(溝などを)飛び越える、無視する、受け流す」。
リリーのセリフは Let’s not skip over this(これは受け流すのは止めましょう)
=「聞き捨てならない、ちょっと待ってよ」。
相手がビックリするような事を言った時、えーっ、何それ、どういう事?
それはちょっと聞き流せないよ、こんな感じのニュアンスかと思います。
raise your hand if~「もし~の人がいたら手を挙げて」。
Raise your hand if earlier today you hit on an engaged woman?
(今日、婚約している女性に言い寄った人、手を挙げて?)。
テッドしか手を挙げないと思ったら、バーニーまで。
あきれ顔で二人を見つめるリリーへの、バーニーの言葉がこれです。
don’t hate the player, hate the game(プレイヤーを嫌うな、ゲームを嫌え)、
字幕では「男のサガなんだ」と訳されていました。
ある仕組みに乗っ取って恩恵を受けているような人に対し、不満があるならば
その人にぶつけるのではなく、その仕組み(の不備)に不満をぶつけるべきだ、といった意味です。
バーニーの場合は、婚約している女性に言い寄る自分が悪いのではない、
そういう状況があるんだから仕方ないじゃないか、みたいな感じでしょうか。
そこを「男のサガ」と訳しているようで
場合によっては使える一言かもしれませんね(笑)。
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