ママと恋に落ちるまで シーズン1 第10話より:

not in a million years
絶対にいやだ、絶対にあり得ない


いつものように皆でマクラーレンズで飲んでいると、
店のオーナーのカールが、テッドたちのテーブルにサービスドリンクを運んで来る。

それはカールの試作カクテル「レッドドラゴン」だというのだが
あまりにも毒々しい真っ赤な見た目に一同は飲むのをためらう。

Hey, it’s on the house.
こいつは店のおごりだ。(カール)

It’s my own concoction. I call it the Red Dragon.
俺のオリジナルカクテル。 レッドドラゴンさ。(カール)

Wow. Thanks, Carl.
へえ。ありがとうカール。(テッド)

(中略)

…We’re not really doing shots, are we?
・・・まさか皆、これ飲まないよね?(テッド)

No, no, no. Not in a million years.
ないない。 絶対にイヤだ。(バーニー)

These look kind of like blood.
何かの血液みたいね。(リリー)

Okay, I know that you’ve all dismissed this theory before.
なあ、これは前にも却下された説だけど。(マーシャル)

But is there any chance that Carl is a vampire?
けどやっぱりカールって吸血鬼なんじゃないか?(マーシャル)

(中略)

He always wears black, we never see him in the daylight, only after dark.
いつも黒い服で、夜しか彼を見かけない。(マーシャル)

Oh, my God. That does describe a vampire.
やだホントね。 それって吸血鬼の特徴だわ。(ロビン)

Or, you know, a bartender.
それかもしくは、バーテンダー。(ロビン)


on the house「店のおごり、無料サービス」。

ここでは it’s on the house(店のおごりだよ)ですが
もし it’s on me/him/her なら「私/彼/彼女のおごりだよ」となります。

concoction「混成、調合、(材料を複数混ぜ合わせた)飲み物」。

そして not in a million years は「絶対にいやだ、絶対にあり得ない」。

直訳すると「数百年万年はごめんだ」ということで
そのくらい、もう何があっても嫌だ、断固拒否する、
とにかく「百万年お断り!」という感じです。

dismiss「解散させる、解雇する、却下する」。

最近Dlifeでやっている「グッド・ワイフ」という弁護士物を見ているんですが
これでよく聞くのが Case dismissed「本件の請求を棄却する」という言葉で
原告側の訴えが認められなかった「原告側敗訴」という意味になります。

法廷シーンでよく聞く dismiss ですが、
硬い感じでイマイチ使えるシーンが浮かびませんでした。

今回のマーシャルのセリフ
you’ve all dismissed this theory before(以前、皆がこの説を却下した)
=「自分の説に賛同してくれなかった」は一つ、参考に出来そうな気がします。

is there any chance~「~は可能ですか、~の可能性はあるだろうか」。

describe「~を描写する、~を言い表す、~を言葉で述べる」。

マーシャルは多分ムー民かな(笑)。

「超ムーの世界」の英語字幕版がもしあったら
マーシャルは絶対飛びつくはず・・・気が合いそうです。