ママと恋に落ちるまで シーズン2 第16話より:
like(fancy) someone’s chances
望みがある、期待が持てる、勝ち目がある
ロビンはテッドの部屋には元カノの残していった物がたくさんあると知り
元カノの顔が浮かぶようで嫌だ、気持ちが悪いと告げる。
彼女は別れた相手に関連する物は全て捨てる主義であり
出来ればテッドにもそうして欲しいと言う。
そこでテッドは渋々過去の恋愛の品々を処分するが
のちにロビンの飼い犬が元カレからのギフトであることを知る。
以来、彼女の部屋で犬を見るたびに、ロビンの元カレを想像し苦しくなるテッド。
自分と同じように犬も処分して欲しいと告げ、口論になってしまう。
What’s your point, Ted?
何が言いたいのよ、テッド?(ロビン)
(中略)
I thought you said you got rid of everything your ex-boyfriends gave you.
君も元カレの物は全部処分したと思ってた。(テッド)
Well, yeah, but not my dogs.
したわよ、でも犬は別。(ロビン)
You said everything.
全部と言ったろ。(テッド)
But not living things.
でも生き物は別よ。(ロビン)
Well, tell that to the rare Bolivian cactus I threw away.
僕だって珍種のサボテンを捨てたんだぞ。(テッド)
(中略)
It was a little hypocritical of you to make me get rid of all my stuff.
僕だけに処分させるのは矛盾してる。(テッド)
(中略)
Well, I say we take it to the group, but I don’t like your chances.
よし、だったら皆に決めてもらおう、だが君に勝ち目はないぞ。(テッド)
what’s your point?「何が言いたいんだ?話の要点は何だ?」。
話の要点が見えない、さっさと言いたい事を言ってみろ、という感じで
口ゲンカのシーンではよく出て来る言葉ですが
相手を挑発する言葉なので、使い時には要注意です。
get rid of~「~を処分する、追い払う、取り除く」。
rare「珍しい、稀な」。
ゲーム等の“レアアイテム”、または「レアジョブ」のレアですが、
これの発音がま~ァ、何回言い直しても現地で通じなかった、私のトラウマ単語です
(仕方ないので紙に書いた・笑)。
もう一つ“レア” lair「巣、穴、隠れ家」という単語があり
どうしてもこちらに聞こえてしまうようでした。
なので unique「唯一の」、unusual「普通でない」、exotic「異国風の」など
他の言葉を駆使して、どうにか場を乗り切った事も。
逆に彼らはリョ(ryo)という発音が苦手みたいで
どうしてもリヨ(riyo)になってしまう、なあんだ自分だけじゃないのね、
と安心したのも懐かしい思い出です。
hypocritical「偽善的な、うわべだけの」。
そして like(fancy) someone’s chances は「望みがある、期待が持てる、勝ち目がある」。
イギリスでは fancy someone’s chances の方が一般的のようです。
テッドは I don’t like your chances「君に勝ち目はない」と言っていますが
動物はそうそう捨てられないですよね。
私から見れば I don’t like Ted’s chances(テッドに勝ち目はない)と思えますが
どうなんでしょう?
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