ママと恋に落ちるまで シーズン8 第21話より:

house of cards
砂上の楼閣、不安定な地位・状態、もろい仕組み


リリーの雇い主・キャプテンは
アートをもっと買い込むためにローマに移住すると言い出す。

彼はリリーにも一年の予定で一緒についてきて欲しいと打診するが
それを受ければマーシャルが仕事を辞めて自分に付いてくる事になる。

このところマーシャルの仕事が軌道に乗っている様子でもあり
彼のキャリアを邪魔したくないと、リリーは断腸の思いで断る。

だが忙しそうなマーシャルのために、手作りのお菓子を持ってオフィスを訪ねると
マーシャルはガランとしたオフィスでヒマそうにしているのだった。

Lily! What are you doing here?
リリー! 一体どうしたんだ?(マーシャル)

Well, I baked you brownies because I thought you were busy working,
あなたは忙しくて大変かと思って、ブラウニーを焼いてきたの(リリー)

but so when you said…
でも電話で言ってたのは・・・(リリー)

Lily, hey, I can’t really talk. I’m working on a big project right now.
リリー、今話せないんだ。 大きな案件を抱えててね。(マーシャルの電話での会話)

It’s a real house of cards.
不安定な状態だ。(マーシャルの電話での会話)

(中略)

I thought you had some big client.
大変な仕事を抱えてるんだと思った。(リリー)

Oh, sweetheart, we haven’t had a client here in months.
いやあ、実はもう何ヶ月も仕事の依頼がなくてね。(マーシャルの同僚)

(中略)

Damn it! Do you realize what you cost us by lying to me?
全くもう! あなたの嘘のせいでどうなったと?(リリー)

The Captain is moving to Rome, and he offered to bring me along as his art consultant,
キャプテンがローマに引っ越す事になって、私も誘ってくれたのに、(リリー)

but I turned it down, because I thought you loved your job!
あなたのために断ったのよ!(リリー)


house of cards は「砂上の楼閣、不安定な地位・状態、もろい仕組み」。

直訳すると「カードの家」、トランプで組む三角型の家を指していて
やったことある方は分かると思いますが、すぐに崩れてしまって頂上まで組むのはとっても難しい、
つまりそんな立場、状態にあるという意味になります。

ケヴィン・スペイシー主演で政界を舞台にした
「ハウス・オブ・カード」というドラマもありますよね。

いつ敵に足をすくわれるか分からない、政治の世界は確かに house of cards という気がします。

でもこのシーンでは、マーシャルが本当にトランプの家を組んで遊んでいたのがバレて(笑)
リリーに house of cards ってそっちの事だったの?と呆れられてしまいます。

Do you realize what you cost us by lying to me?
(私に嘘をついたせいで何が犠牲になったか分かってる?)=「嘘のせいでどうなったと?」。

turn down「(申し出、提案などを)断る、辞退する」。

大富豪お抱えのアートバイヤーとして、ローマに一年間暮らす・・・
夢のようなこのチャンスをマーシャルのために諦めたリリー。

外国に経済的な心配をせずに移住出来るって、なかなかないですよね。

しかも家族もひっくるめて同行出来る、こういう話はアート界隈ではある事みたいで
裕福なアートコレクター(または芸術関連の機関)のバックアップを受けて、
何年か外国で仕事をするために移住した人を知っています。

そういう移住であれば、もちろんビザの手配や居住先も心配ないので
とても恵まれた暮らしが出来るらしい・・・いいなあ!(笑)。

真相を知りブチ切れるリリーに、マーシャルはその仕事をくれるよう
キャプテンに掛け合うと言い出します。


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