ママと恋に落ちるまで シーズン9 第13話より:

side with~
~の側につく、~の味方をする


マーシャルが実家から戻るのをホテルに滞在しながら待っているリリー。

すでに彼が裁判官の仕事を受けた事は耳に入っており、
到着次第、話をするつもりだ。

リリーは仲間たちとバーで飲みながら、思わずその事をグチるが
バーニーがマーシャルの肩を持つのが納得いかない。

I still can’t believe he took the judgeship behind my back.
まだ信じられない、マーシャルが内緒で裁判官の仕事を受けるなんて。(リリー)

Look, I know this is messy, my dream versus Marshall’s dream.
でもね、これは私の夢と彼の夢が争点の話だから。(リリー)

I won’t force you guys to choose sides.
どちらの味方につけとも言わないわ。(リリー)

Good, because I totally side with Marshall.
良かった、俺はマーシャルの味方だから。(バーニー)

(中略)

Hey, look, don’t be mad.
ねえ、怒らないで。(ロビン)

Barney just thinks that if he has a judge friend,
バーニーは、もし裁判官の友人が出来れば、(ロビン)

he can get all of his citations for public urination thrown out.
立ちションの罪を見逃してもらえそうだと思ってるだけ。(ロビン)

How often does Barney pee in public?
そんなに頻繁に立ちションを?(リリー)

A lot.
かなりね。(ロビン)

But don’t worry. I’m on your side.
でも心配しないで。 私はあなたの味方よ。(ロビン)


go behind one’s back「(人の)裏でこそこそ動く、裏切る、内緒で事を進める」

force「力、強さ、力ずくで、(人に)強いる」。

I won’t force you guys to choose sides
(あなたたちにどちらかを選べと強いたりしない)
=「どちらの味方につけとも言わない」。

そして side with~ は「~の側につく、~の味方をする」。

side を含んで“味方”に関する意味を持つ表現は他にもこんなのがありました。

take sides「一方の肩を持つ、加担する、味方をする」
time is not on our side「今は時期(タイミング)が悪い」
Are we on the same side here?「俺たち、味方同士だよな?」

左右にグループが分かれるように、自分はどっち側につく、または同じ側にいる事を確認する、
side を使った表現には、そういったグループ分け的な概念があるようですね。

citation「引用、引証、列挙、言及、表彰、召喚、召喚状」。

throw out「投げ出す、否決する、気を散らせる」。

he can get all of his citations for public urination thrown out
(彼の立ちションの罪での召喚を全て否決してくれる)。

バーニーはマーシャルが裁判官になればそうしてもらえると期待している、
だから味方をしているんだと言っています。

厳密には軽犯罪、とはいえ田舎ではおじいちゃんの立ちションとか、普通に見ます
(畑仕事をしている最中に、家のトイレまで戻るのも大変でしょうし)。

さすがにNYの街中ではマズいでしょうが
意外と外国の都市部ではトイレが見つからない、または有料なこともあり
ハロッズのトイレは確か1回1ポンド(150円くらい?)でした。

お金を取るだけあって、いつでもピカピカ、ちゃんとしていて
個室で用を済ませて手を洗うと、女性がタオルを差し出してくれたり
香水が用意されて、自由に使えるエリアがあったりと
1ポンドでなかなか豪華な気分に浸れます。

NYにもどっか、そういうゴージャスなお手洗いがあるんでしょうね。


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