ママと恋に落ちるまで シーズン9 第22話より:

without blinking an eye
平然と、ためらいもなく


テッドはロビンへのギフトとして用意していた
彼女の祖母から伝わるロケットをバーニーから渡すよう彼に託す。

それできっとロビンは喜び、自信を持ってバーニーと結婚出来ると思ったからだが
彼女は二人の小細工を見抜いてしまう。

更にそのロケットはテッドが苦労して見つけたものである事を知り
それをあたかも自分の手柄のように装ったバーニーに不信感を抱いてしまう。

I told Barney to take credit for it.
それは俺がバーニーにそうしろって言ったんだ。(テッド)

Which he did without blinking an eye.
で、彼は平然とそれを受けたと。(ロビン)

Because lying is second nature to Barney.
根っからの嘘つきだものね。(ロビン)

(中略)

I can’t shake this feeling that nothing about me and Barney makes any sense.
気になって仕方がないの、私とバーニーってめちゃくちゃだから。(ロビン)

But love doesn’t make sense.
けど愛ってそんなもんだよ。(テッド)

I mean, you can’t logic your way into or out of it.
論理で人は愛せない。(テッド)

(中略)

Because love is the best thing we do.
愛は至高のものだから。(テッド)

Look, I know that sounds cheesy, but it’s just true.
クサい響きだけど真実だ。(テッド)

You love Barney, and he loves you.
君とバーニーは愛し合ってる。(テッド)

And that doesn’t have to make sense, to make sense.
理屈なんか合ってなくてもいいんだよ。(テッド)


take credit「賞賛を得る、自分の手柄とする」

I told Barney to take credit for it
(自分がバーニーにそれを手柄にしろと伝えた)。

そして without blinking an eye は直訳すると「まばたきもせず」
そこから「平然と、ためらいもなく」。

何かやましい事、酷な事、普通の人なら動揺するような事を
罪悪感も感じずに、慌てもせずやってのける、そういう様を表す表現です。

ここではテッドが苦労して得た成果を、自分の手柄とする事を
Which he did without blinking an eye(彼は平然とやった)
「平然と自分にウソをついた」という意味で使われています。

second nature「第二の天性、習性、性癖」。

lying is second nature to Barney(嘘をつくことはバーニーの癖)
=「根っからの嘘つき」。

shake the feeling「思い・考え・疑念を振り払う」

I can’t shake this feeling
(思いが振り払えない)
that nothing about me and Barney makes any sense
(私とバーニーは何一つ筋が通ってないという)
=「気になって仕方がない、私とバーニーってめちゃくちゃ」。

logic「論理、道理、理屈に当てはめる」。

you can’t logic your way into or out of it
([恋愛に]落ちるか落ちないかは理屈で決められない)
=「論理で人は愛せない」。

cheesy「安っぽい、クサい、陳腐な」。

理性で考えれば、自分が選ぶべきはバーニーではなくテッドだ、と今頃のたまうロビン、
君の感情が欲しているのは自分ではないと、それを押しとどめるテッド。

何だか雲行きが怪しくなってまいりました。


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