モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン4 第9話より:

cut it out
やめなさい、いい加減にしなさい


手首の休養のため、チェロ奏者のシンシアは引き続き
才能ある子供たちの楽団の面倒を見ている。

だが子供たちの集中がなかなか続かず、
彼らの指導役の楽団員たちも手を焼いている。

だが突然、少し前にシンシアから説教を受けた少年・リッキーが立ち上がり
遊んでいる仲間を注意し始める。

Hey, hey, flutes. Cut it out.
ちょっとそこのフルート、やめなさい。(シンシア)

They’re out of control, Cyn.
この子たち手に負えないよ、シンシア。(楽団員)

Stop! Those are very expensive instruments.
止めろ! それは高い楽器なんだぞ。(リッキー)

(中略)

You have got to learn how to take criticism.
批判に耳を傾けなきゃダメだ。(楽団員)

Literally, that’s how your entire career will be.
上達し続けたいならね。(楽団員)

(中略)

You’re very talented.
君は才能がある。(楽団員)

That’s why I’m being tough with you.
だから厳しく指導してるんだ。(楽団員)

When I’m nice to you then you’ll know you have a problem.
私は見限った時、優しくなる。(楽団員)


cut it out は「やめなさい、いい加減にしなさい」。

cut out で「(何かを)切り抜く、(健康回復のために)食べるのを控える」
なので cut it out は「(状況改善のために)今している事をやめる」
=「やめなさい、いい加減にしなさい」という感じで解釈出来る気がします。

フルートって、本当に30~50万円くらいするんですよね(楽器屋で見ました)。

それをチャンバラごっこで使われちゃ困ります。

out of control「制御不能、管理・統制できない」。

You have got to learn how to take criticism
(君はどうやって批判を受け入れるかを学ばねばならない)
=「批判に耳を傾けなきゃダメだ」。

literally「文字通りに、本当に」。

Literally, that’s how your entire career will be
(文字通り、それが演奏家人生というものだ)=「上達し続けたいなら」。

注意され泣いている子供に、しっかりと現実を教えているシーンで
現役の演奏者で居続けるということは、いつも批判にさらされる事でもある、
そんな感じでしょうか。

When I’m nice to you then you’ll know you have a problem
(私が優しくなった時、君は自分に問題があることを知るだろう)
=「私は見限った時、優しくなる」。

叱られるのは誰でも嫌なものですが、厳しくされているうちが花、なんですよね。


※「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」は Amazonプライ
ムで視聴出来ます。



怪物的サービス、Amazonプライムをフル活用した英会話学習法 >>



ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話