モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン4 第9話より:

crash and burn
大失敗をしでかす、台無しになる、完全にぶち壊す


著名作曲家・ヘスビーの新作興行権を巡って
しばらく仲たがいしているグロリアとトーマス。

ついに耐え切れなくったトーマスがある夜、指輪と共に彼女を家を訪れプロポーズ。

しかし4度も結婚に失敗しているグロリアは
もう結婚はしたくないと言うのだった。

Will you be my wife?
妻になってくれないか?(トーマス)

(中略)

I told you I’m glad we aren’t married.
私は結婚なんてしたくないって言ったでしょう。(グロリア)

(中略)

So you throw away a perfectly wonderful relationship just because I’ve been an asshole?
ちょっと気に入らないからって、こんな素晴らしい関係を切ろうというのか?(トーマス)

I’m not breaking up with you, but I’m not giving you an insurance policy.
あなたとは別れない、だけど結婚という安心も与えない。(グロリア)

You’re going to have to stop being an asshole, Thomas.
意地の悪いところを直してちょうだい。(グロリア)

I’m not sure I can.
約束は出来ない。(トーマス)

Look, I crashed and burned with four husbands,
私も4人の男性と大失敗を犯してる、(グロリア)

so you’re not the only one who needs to turn over a new leaf.
だから私も変わる努力をする。(グロリア)

Well, let me be Thomas the Fifth.
それじゃ、私を5番目にしてくれ。(トーマス)


I told you I’m glad we aren’t married
(私たちが結婚してなく嬉しい)=「結婚なんてしたくない」。

asshole「馬鹿者、下種野郎、嫌な奴」。

insurance policy「保険証券」。

I’m not giving you an insurance policy
(あなたに保険証券は与えない)=「結婚という安心も与えない」。

もし結婚すれば、自分がバカをやっても簡単には見限られない、
彼女は彼にそういう甘え・安心を与えるつもりはない、という感じでしょうか。

自分に自信があって自立した女性ならではのセリフ、かっこいいです。

そして crash and burn は直訳すると「壊して燃やす」、
そのまま「大失敗をしでかす、台無しになる、完全にぶち壊す」。

I crashed and burned with four husbands
(私も4人の夫と大失敗を犯した)。

4回も結婚するエネルギーがあって、さらに離婚まで完了するのがまず凄い(笑)。

年齢を重ねても恋をし続ける人ってやっぱりバイタリティが半端ないんでしょうね。

turn over a new leaf「心を入れ替える、生活を一新する、心機一転する」

you’re not the only one who needs to turn over a new leaf
(心を入れ替える必要があるのは、あなただけではない)。

カップルが仲たがいをしたとき、その原因を話し合うなかで
こういう事を言える人っていいなと思います。

気が強いけどちゃんとフェア、ここは個人的に見習いたいです。


※「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」は Amazonプライ
ムで視聴出来ます。



怪物的サービス、Amazonプライムをフル活用した英会話学習法 >>



ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話