ザ・メンタリスト シーズン7 第4話より:
in the picture
目立った存在で、関連を持って、重要で、熟知して
ジェーンらの上司・アボットは、妻・リナの大事な出世を控えている。
彼女が狙うのは次期商務次官の座で、もうすぐ正式な候補に選ばれる予定だが
その前に、彼女と夫であるアボットの経歴の徹底調査が行われるという。
だがFBIでキャリアを積んできたアボットには
あまり表沙汰には出来ない過去があり、それが妻の出世を阻む可能性が生じてきた。
調査を担当するボブがある日、その事を相談しにアボットのオフィスを訪ねて来る。
She had nothing to do with it.
あの件は妻には無関係だ。(アボット)
Of course not. But we need squeaky clean.
もちろん。 だが真っ白でなければ。(ボブ)
If the optics start to look bad, well, we may have to look for someone else.
雲行きが怪しくなれば、代わりを探す必要がある。(ボブ)
(中略)
As long as you’re in the picture, you’re potentially an issue.
君らが夫婦であり続ける限り、君は問題となりうる。(ボブ)
But if you’re not a part of the picture, if there’s some distance…
だがもし君が彼女と距離を置ければ・・・。(ボブ)
squeaky「(ネズミなどが)チューチュー言う、機械等のきしる音、キーキー言う」。
squeaky clean は、どこもかしこもキュッキュッと音がするような清潔さ
=「とてもきれいな、完璧な、非の打ちどころのない」。
optics「世論、(人物の行動等に対する)人々の受け取り方」。
If the optics start to look bad(もし世論が悪くなりはじめたら)
=「雲行きが怪しくなれば」。
そして in the picture は「目立った存在で、関連を持って、重要で、熟知して」。
アボットの妻・リナが出世コースを歩むには、夫の存在も関わってくる、
リナを表す絵の中(in the picture)には、必ず夫である彼も入ってくる、
だから彼女を商務次官にしたいなら別居を考えて欲しいと、そんな話のようです。
商務次官になるには、随分厳しいハードルがあるようですが
調べてみたら、日本の経済産業大臣に相当する地位だそうです。
次の経済産業大臣候補の伴侶が、警視庁とか公安で公に出来ない任務についていた、
アボットの状況を日本風に置き換えるとそういう感じでしょうか。
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