トゥルーブラッド シーズン1 第2話より:

come in handy
(必要な時に)役に立つ


スーキーは祖母のために、ある夜ビルを家に招く。

そこには彼女の兄・ジェイソンと親友のタラも同席しており
二人は何かとビルに敵意を示して突っかかるが、
スーキーの祖母はビルとの会話を楽しみ、礼儀正しい彼に好感を抱く。

祖母の了承を得て、夜道の散歩に出かけた二人はビルの過去の話や
スーキーが瀕死のケガを負った際、体の回復のために彼の血を大量に飲んだこと
それによる副作用についての話を聞かされる。

I killed a few by accident at first.
最初は誤って人を殺してしまった。(ビル)

I was never sure when I was gonna get my next feed.
次はいつ血にありつけるか分からなかったから。(ビル)

But it’s all different now.
でも今は違う。(ビル)

There’s Tru Blood.
人工血液があるし。(ビル)

I can get donor blood from a clinic in Monroe.
病院で輸血用血液も手に入る。(ビル)

(中略)

You drank a lot of my blood.
君は俺の血を大量に飲んだ。(ビル)

What will that do to me?
どんな影響が?(スーキー)

Well, you’ll have keener senses.
感覚が鋭くなる。(ビル)

Your libido will be more active.
性的衝動も高まる。(ビル)

Is that it?
それだけ?(スーキー)

I’ll always be able to feel you. I’ll be able to find you fast.
いつでも君の存在を感じるし、すぐに見つけられる。(ビル)

If you’re ever in trouble, that could come in quite handy.
もし君に危険が迫った時は、かなり役立つと思うよ。(ビル)


feed「食事、食物を与える、養う」。

I was never sure when I was gonna get my next feed
(次の食事がいつになるのか見当がつかなかった)。

ヴァンパイアに成りたての頃は、余裕もない上、加減も分からず
一気に血を吸いすぎて人を殺してしまった、みたいな感じでしょうか。

donor blood「輸血用(に献血された)血液」。

keen「鋭い、鋭利な、鋭敏な、強烈な、頭の切れる」。

libido「性的衝動、性欲」。

そして come in handy は「(必要な時に)役に立つ」。

come in「到着する、登場する、現れる」、handy「便利な、手近な、役立つ」
=「(必要な時に)役に立つ」。

スーキーは最初にビルが襲撃されるのを察知して、彼を助けるんですが
その時に襲撃者に恨みを買ってしまい、仕返しのリンチをされてしまいます。

それにより瀕死の重傷を負った彼女を、今度はビルが自分の血で助けた、
そういう経緯があってのセリフが以下です。

If you’re ever in trouble, that could come in quite handy
(君にトラブルがあった時は、その[互いを感じる]力がかなり役立つだろう)。

ヴァンパイアの血はVドラッグと呼ばれ、飲むと鋭敏な感覚と強大なパワーを感じる、
それが人間たちの間で50ccで600ドルという高値で取引されています。

でも本当にすごいのは体のダメージをすぐに修復する力であり
それは人間たちに知られたくない力なのだと、ビルはスーキーに口止めします。


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