昨日に続いてBoyzoneの「Picture of you」です。この曲はMr.ビーンの映画第1作の主題歌としてリリースされ、その年、アイルランドで優秀な楽曲に送られる賞を受賞しました。PVには、ローワン・アトキンソン扮するMr.ビーンも登場します。
Boyzoneの不動のリードヴォーカルはブロンド美男のローナン・キーティング(Ronan Keating)。彼は幼馴染でモデルをしていたイヴォンヌと1998年に結婚し、3人の子をもうけましたが、ローナンの浮気が原因で、2011年に14年の結婚生活に終止符を打ちました。
Boyzoneの成功を足がかりにソロとしても活動し、故郷アイルランドでは、いずれ首相になるのでは?と言われるほどの国民的な人気を誇っています。
Didn’t they say that I would make a mistake
俺はきっと間違いを犯すって、あいつら言ってなかったか
Didn’t they say you were gonna be trouble
お前とかかわるとトラブルになるって
People told me you were too much to take
みんな俺の手には負えないって忠告してくれたっけ
too much to takeは「手に負えない」。
I could see it, I didn’t wanna know
やっと俺にも分かったよ、知りたくなかったけど
I let you in and you let me down
俺はお前を受け入れ、お前は俺を失望させた
You messed me up and drag my life around
お前は俺を混乱させ、俺の人生を引きずり回した
Left me feeling I had nowhere to go
行き場を失ったような気分にさせてくれたな
I was alone, how was I to know that
俺は孤独で、お前のせいだなんて知る由もなかったよ
How was I to know ~は「どうして~と知りえただろう」で、分かるはずがないという意味になります。
※1
You will be there
お前はいるはずじゃないのか
When I needed somebody
俺が誰かを必要とするときには
You will be there
お前がいるんじゃなかったのか
The only one could help me
お前だけが俺を救えたのに
※2
I had a picture of you in my mind
俺の思ってたお前の姿
Never knew it could be so wrong
それがこれほど間違っていたなんて
Why’d it take me so long just to find ?
なぜこんなに長いこと気づかなかったんだろう?
Why’d は、Why did の略。
The friend that was there all along
「本当の友だち」は最初からそばにいたのに
The friend と冠詞がついているので「本当の友だち、これぞ友だち(と呼べる人)」という解釈をしました。「お前」が<見せかけの友だち>だったのに対し、The friend は<本当の友だち>という感じです。
Who’d believe that after all we’ve been through
俺たちの間には散々なことがあったっていうのに
we’ve been throughは直訳すると「私たちはくぐりぬけてきた」。お前と俺にはこれまで色々な修羅場があった、ということですね。
I’d be able to put my trust in you
俺がお前を信用すると思うのか
I’d be able to put my trust in you は、ここだけを見ると「お前に信頼を置くことができる」という文ですが、ここは一行前の Who’d believe 「誰が信じるというのか」にかかっているので、全体としては「俺がお前に信頼を置くなどと誰が信じるというのか = お前を信じられるわけないだろう」となります。
Goes to show you can’t forgive and forget
お前が忘れもしないし許しもしないってことは分かってるよ
Looking back, I have no regrets ’cause
振り返ってみろよ、俺は後悔なんかしないさ、だって
You will be there
お前はいるはずじゃないのか
When I needed somebody
俺が誰かを必要とするときには
You will be there
お前がいるんじゃなかったのか
The only one could help me
お前だけが俺を救えたのに
I had a picture of you in my mind
俺の思ってたお前の姿
Never knew it could be so wrong
それがこれほど間違っていたなんて
Why’d it take me so long just to find?
なぜこんなに長いこと気づかなかったんだろう?
The friend that was there all along
「本当の友だち」は最初からそばにいたのに
(※1 くりかえし)
(※2 くりかえし)
1. turn one’s life around:(良い方向に)人生を一変させる
2. How was I to know ~:どうして~を知りえただろう
3. picture of ~:~の理想像、~の最高の姿
4. all along:最初から
5. put one’s trust in:信用する、当てにする
6. it goes to show~:~だということがよく分かる
彼らはアイルランド版の Take That というコンセプトで結成され、90年代に人気を博したものの、2000年代に活動休止、そして解散。
2007年にはツアー活動を再開するも、2009年にはスティーブンの死という悲劇に見舞われます。
その後はアルバム発表やツアーで、散発的に活動していたようですが、2018年、25周年記念ツアーの終了をもって、グループの解散を正式に発表しています。
この「さよならツアー」は、2018年にはスリランカ、インドネシア、シンガポール、フィリピンで行われ、2019年にはアイルランド、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドを回るようです。
ウーン、2018年のアジアツアーには、日本は含まれなかったんですねえ・・・集客が見込める国じゃなくなったってことなのか・・ちょっと寂しいような。
また何年かしたら、もしかしてビルボードライブとかに来てくれないかなあ?と思っています。
あれ?英語が何だか前よりよく分かる・・・!
これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練ができるというものです。
2~3週間という短期間でも効果を得やすく、そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優も、英語力の強化法として「リスニングパワー」を採用しています。
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