先日から「Why The Godfather Part III has been unfairly demonised -「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」を読んでいます。

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・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(1)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(2)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(3)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(4)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(5)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(6)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(7)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(8)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(9)

The power of the re-edited finale

再編集された最終章の力

The tone becomes more ominous and the themes more spiritual when the entire family goes to Sicily for Tony’s opera debut.
一家がトニーのオペラデビューのためシチリア島に向かうと、雰囲気はより不吉に、テーマはより精神的になる。


ominous「不吉な、縁起の悪い、険悪な」。

(There are spoilers here, but the time limit on spoilers has expired after 30 years.)
(ここからはネタバレだが、その期限は30年後の今は切れているものとする)


spoiler「ネタバレ、台なしにする人、甘やかす人、(車の)スポイラー、(有力候補の対抗馬となる)自身は当選の見込みのない候補者」。

Michael grapples with the Sicilian Mafia, for reasons linked to the Immobiliare deal, but that is less important than his inner crisis.
マイケルはイモビリアーレの契約に関連してシチリアのマフィアと格闘するが、それは彼の内なる危機ほど重要な事ではない。

He makes a confession to a cardinal, breaking down in tears as he says, “I’m beyond redemption.”
彼は枢機卿に告解し「私には救いの見込みはない」と言って涙を流す。


beyond redemption「絶望的、救いようがない、救済の見込みがない、末期的な」。

When his protector, Don Tommasino, becomes another victim of Michael’s power struggle, he sits by the coffin and says to God,
彼の後援者であるドン・トマシーノがマイケルの権力闘争の犠牲となった際、彼は棺桶のそばに座り

“I swear on the lives of my children, give me a chance to redeem myself and I will sin no more.”
「私に贖罪の機会をお与え下さるなら、子供たちの命に誓ってもう罪は犯しません」と神に語りかける。

In this version, Coppola eliminates lines in which Michael asks why he is feared and not loved, removing that plea for the audience’s sympathy.
今回のバージョンでコッポラは、マイケルがなぜ自分は恐れられ愛されないのかと問う、観客の同情を請うセリフを排除している。


plea「嘆願、請願、弁解、口実、言い抜け、申し立て、抗弁」。

Michael gives Vincent control of the family, but does he really have a clear conscience when he knows too well the vengeance Vincent will plan?
マイケルはヴィンセントに一族の支配権を与えるが、ヴィンセントがいずれ復讐を企てると分かり切っていて、彼は本当に良心がとがめないのだろうか?


have a clear conscience「良心にやましいところがない、良心に恥じない」。


年を取って孤独になって、今更罪を償いたいと願っても、それは簡単には果たされない。

30年前のバージョンよりも、マイケルの残酷な余生をはっきりと示した形なんでしょうか。

まあもう疲れ切っちゃいますよね、本心からは誰も信用できない人生で。

それは自分が倒されないためでしたが、そのせいで周りからも真に愛されず、ただ一人、娘のメアリーだけが心の支えで安らぎ・・・でも人生の終盤で最大級の悲劇がありました。

マイケルはもちろん架空の人物ですが、悲劇に見舞われて抜け殻になった彼の姿は、何度見ても胸が苦しくなります。

何でこうなってしまったのか、どこからやり直せば違う人生を歩めたのか、勝手に考えてみると(笑)、私は長兄ソニーがコニーの婿としてチンピラのカルロを連れて来たところからかな、と思います。

コニーがカルロ以外の人(ロッキーみたいな人とか・笑)と結婚していたら、ソニーの寿命も変わっていたし(いずれにしろ長生きは出来なそうだけど)、そうなればマイケルの人生も違っていたはず。

まあいくら考えても仕方ないことですが、人生とはそんな風に、分かれ道のどちらを選ぶか、その選択の連続で展開していくものなんだなあと。

今の自分は過去の自分の選択の結果、であれば今からの選択は未来の展開に繋がると考えて、望む方向に進まないともったいないですね。


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