今日から「The Japanese village that cooks in a hot spring -「温泉で料理をする日本の村」を読んでいます。
On a dark and damp winter morning just before sunrise, the kitchen staff at Ryokan Adumaya, a traditional Japanese inn located in the small village of Yunomine in Wakayama prefecture, was preparing a local specialty for their guests.
日の出前の暗く湿っぽい冬の朝、和歌山県の小さな村、湯の峰温泉にある旅館「あづまや」の厨房では、お客のために地元の名物料理を作っていた。
damp「湿気のある、じめじめした、しめっぽい」。
In one corner of the brightly lit kitchen, Jitsuo Shinka was stirring a large pot of rice porridge, nimbly scooping it in his ladle and gently letting it spill back into the mixture.
明るいキッチンの一角では、シンカジツオさんが大鍋の粥をお玉で軽快にすくい上げ、そっと戻しながらかき混ぜている。
nimbly「素早く、敏捷に、軽快に」。
As the porridge came to a boil, a thick, slightly yellowish foam built up that threatened to spill over the rim of the metal pot.
お粥が沸騰すると、少し黄色がかった濃厚な泡が立ち、金属製の鍋の縁からこぼれ落ちそうになった。
“We have to let air into the porridge to keep it cool enough so that it does not boil over,” Shinka said, letting the yellow foam rise just short of the pot’s rim before stirring the mixture over and over again.
シンカさんは「吹きこぼれないように空気を入れて冷やすんです」と言いながら、黄色い泡を鍋の縁ギリギリまで上げて、何度もかき混ぜる。
“It takes about 12 to 13 minutes for the rice to cook and then it needs to steam in the pot for another 15 minutes.
「お米を炊くのに12~13分、その後さらに15分ほど鍋の中で蒸らします。
The foam gets thicker as it cooks and the porridge becomes stickier.”
炊けば炊くほど泡は濃くなり、お粥も粘り気が出てきます。」
The best time to eat it, I was told, is about 15 minutes after it has been cooked.
最適な食べ頃は、調理してから15分ほど経ってからだと教わった。
お粥は誰かに作ってもらうと美味しい料理という感じ・・・弱っている時に母が作ってくれるものだからか、食べるとほっとします。
しかしお母さんのお粥は炊飯器で炊いたご飯を煮たもので、しっかり生米から炊いたお粥を初めて味わったのは、お店で食べた中華粥でした。
・・・それはお母さんのお粥とは全く別物、ポタージュスープのようなとろみが美味しかったです。
この和歌山の旅館さんのお粥も生米からであれば、きっとあのとろみがあるお粥なのでしょう・・・素晴らしい朝食になりそうです。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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