先日から「The Pursuit of Love: Britain’s most scandalous family -「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」を読んでいます。
写真は左からユニティ、ダイアナ、ナンシー
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(1)
・「愛の追跡:英国で最もスキャダラスな一族」(2)
Uncle Matthew in the book is directly based on Nancy’s father, Lord Redesdale,
本の中のマシューおじさんは、ナンシーの父親であるリーズデール卿が直接のモデル、
though as far as we know he never used an entrenching tool to “whack to death eight Germans one by one as they crawled out of a dug-out.”
だが我々の知る限り、彼は塹壕道具を使って「壕から這い出てきた8人のドイツ兵を一人ずつ叩き殺した」ことはない。
whack「~を(棒などで)強く・ぴしゃりと打つ、殴打、強打」。
He did however, remarkably – to cite one of the crazier exploits in The Pursuit of Love
ところが彼は驚くべきことをした、そのおかしな行動の一つを『愛の追求』から引用すれば、
- hunt his children with a bloodhound, though the reality was more playful and less terrifying than the book has it.
自分の子供を猟犬で狩っている、現実には本に書かれているよりも遊び感覚で、恐怖感はなかったらしいが。
His wife Sydney believed, as Mitford biographer Mary S Lovell put it, “that the name of a decent woman should appear in the newspapers only twice:
彼の妻のシドニーは、ミットフォード家の伝記作家であるメアリー・S・ラヴェルの言葉を借りれば「まともな女性の名前が新聞に載るのは2回だけ、
first on her marriage, and second in her obituary.”
一度目は結婚した時、二度目は訃報」と考えていた。
Her daughters did not live up to this standard.
彼女の娘たちは、この基準には沿わなかった。
娘たちを猟犬で狩る・・・ミットフォード家の金持ち父さんは困った人ですね。
庶民の父さんはそもそも狩猟用の猟犬を持たないので、そういう発想は浮かばないでしょうが、子供相手に悪ノリする事はありますね。
私が覚えているのは「おいで」と父に言われて、喜んで飛び込んでいったら身をかわされて転び、足を派手に擦りむいた事です。
さすがに反省したのか色々とご機嫌取りをしてきましたが、4、5歳の子供としてはとてもショックで、しばらく父とは口を利きませんでした(笑)。
このミットフォード家のお嬢さんたちは、お父さんをこの時本心ではどう思ったのか、ちょっと興味があります。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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