先日から「The Niigata Geigi: Japan’s ‘other’ geishas -「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」を読んでいます。
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(1)
・「新潟芸妓・日本のもうひとかたの芸者たち」(2)
While geisha activity ceased during World War Two, it quickly picked up again afterwards.
芸者の活動は第二次世界大戦中は途絶えていたが、その後すぐに再開。
cease「やむ、終わる」。
Although it never regained the peak of its glory days, it still offers a fascinating glimpse into traditional formal Japanese culture and arts.
栄光の時代は取り戻せなかったものの、日本の伝統的文化や芸術の魅力を垣間見ることが出来る。
Unlike the over-touristed geisha area of Kyoto, Furumachi is one of the few parts of Japan where travellers can still savour the authentic environment of a traditional hanamachi or Flower Town, as geisha districts are called.
過度に観光化された京都の芸者街とは異なり、古町は日本でも数少ない、訪れた人が伝統的な花街の様子を味わえる場所だ。
“Today perhaps one can only experience this in Kyoto, Kanazawa [the capital of Ishikawa Prefecture] and Furumachi,” said Aritomo Kubo, staff member at Furumachi Kagai Club, which helps preserve Furumachi’s traditional streetscape by maintaining its heritage architecture.
「今では、京都、金沢、そして古町でしか体験できないかもしれません」と語るのは、古町の伝統的な街並みを守るべく、伝統的な建築物の維持管理を行っている「古町花街の会」のスタッフ、クボさん。
“Moreover, many of Furumachi’s ryoteirestaurants are the original buildings, dating from the 1800s,” he added.
「さらに古町の料亭の多くは、1800年代に建てられた当時のままの建物です」と付け加えた。
Furumachi has the additional advantage that many of its ryotei accept first-time visitors, while many other famous geisha areas require an introduction from a regular client.
他の有名な芸者街では常連客の紹介を要するのに対し、古町では多くの料亭で初めての客も受け入れるという利点もある。
Niigata is also the home of the Ichiyama School of Traditional Dance,
また新潟は伝統舞踊、市山流の本拠地でもあり
a style uniquely practised by Niigata geigis that has been the basis of local performances for more than 100 years and is designated as an Intangible Cultural Property.
新潟芸妓ら独自の流派が、100年以上前から郷土芸能の基礎となっており、無形文化財にも指定されている。
designate as~「名づける、呼ぶ、指名する、選定する、任じる」。
Intangible Cultural Property「無形文化財」。
Geigis perform this dance style when singing songs like “Niigata Okesa”, which was brought to Niigata by mariners sailing the Kitamaebune trade route.
芸妓たちは、北前船の船乗りが新潟に持ち込んだとされる「新潟おけさ」などを歌う際、この踊りを披露する。
1800年代当時のままの料亭が残っているというのは、街並みとしても魅力的ですね。
また京都や金沢の花街となると、敷居が高そう(一見さんお断り)で気軽に近づけませんが、古町では初めてのお客さんも多く受け入れていると。
祇園にもお座敷体験ツアーなどあるようですが、古町なら、普通のお客としての体験が出来そうですね(新潟のお酒も美味しそうです・笑)。
女性客も気軽に受け入れてくれそうで、俄然興味が湧いてきました。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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