昨日から「An unlikely spot for 180 bookstores -「180の書店がひしめく、ありそうでなかった場所」を読んでいます。

180の書店がひしめく、ありそうでなかった場所


・「180の書店がひしめく、ありそうでなかった場所」(1)

“The stores specialise in certain broad genres and attempt to categorise books manually on shelves around topics,” Wiltshire explained.
「書店側は、それぞれ大まかな専門ジャンルに特化し、トピックごとに手作業で分類して棚に並べようとしています」とウィルシャー氏。

“If I want a particular book or theme, I’ll head to shops where I’ll have a better chance of locating it.”
「もし欲しい本やテーマがあれば、より手に入りやすそうな書店に足を運ぶわけです。」

From there, he’s on his own.
そこからは、彼自身でやるしかない。

Whether or not he can find exactly what he’s after comes down to luck.
その結果「これだ!」というものが見つかるかどうかは、運次第。


comes down to luck「結局は運(次第)である」。

Born and raised in the US, family ties brought Wiltshire to Tokyo about 15 years ago, where he spent years working for a telecommunications company that required long hours for low pay.
米国で生まれ育ったウィルシャー氏は、家族の縁から15年ほど前に東京に移り住み、低賃金かつ長時間労働を強いられる通信会社で何年も働いた。

A desire for a more satisfying, flexible job grew stronger and stronger, and then, some eight years ago, he stumbled upon an idea that would give him just that
もっとやりがいがあって、自由度の高い仕事をしたい、という思いが強まった8年ほど前、まさにそれを実現する方法を思いついた、

- while also giving collectors better access to the world of Japanese books.
同時に日本の書籍の世界に、コレクターがよりアクセスしやすくする方法だ。



母国の人に、自分が今住んでいる外国の物を売るという、それが彼の場合は書籍だったということみたいですね。

それにしても何年も、厳しい条件で働いていたようで・・・色々と事情があったのでしょうか、日本人も決して楽ではないですが、外国人となれば尚更かもしれません。

そして今は理想の働き方を神保町の古書店が支えている、彼にとってそこは知識とチャンスが隠れていた場所だったのかもしれませんね。


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