先日から「Is Japan losing its umami? -「日本は“うまみ”を失っている?」を読んでいます。
・「日本は“うまみ”を失っている?」(1)
Soy sauce (shoyu) is arguably the single most important seasoning in Japan’s Unesco-inscribed Washoku cuisine.
醤油は、ユネスコの世界遺産に登録された日本の和食において、最も重要な調味料と言える。
It’s found in every kitchen, used in nearly every meal and placed on every table in Japanese restaurants from Tokyo to Texas.
東京からテキサスまで、どこの日本食レストランの厨房にもあり、ほぼ全ての料理に使われ、どのテーブルにも置かれている。
More than just a flavour, its signature umami savouriness is an entirely different dimension of taste
単なるフレーバーに留まらず、うま味のある味わいは、まったく別次元の味であり、
- so much so that umami was added as one of the five basic human tastes alongside sweet, sour, salty and bitter in 1908.
1908年には、甘味、酸味、塩味、苦味と並ぶ人間の五大味覚の一つとして「うま味」が追加されたほどだ。
When it’s aged and fermented in a wooden barrel, soy sauce can be as sophisticated as a fine wine,
木樽で熟成発酵させた醤油は、高級ワインに匹敵するほど洗練されている、
but today, most of the world dips its sushi in the equivalent of a cheap cask rosé.
しかし現在、世界中のほとんどの人が、安い樽のロゼに相当する醤油をつけて寿司を食べている。
That’s because in order to keep up with demand and increase production in the late 1940s, the Japanese government encouraged brewers to ditch the traditional wooden barrels used to ferment food, known as kioke,
その理由は1940年代後半、日本政府が需要に対応し、生産量を増やすために、食品を発酵させるための伝統的な木桶(きおけ)を捨て、
adapt stainless steel vats and cut the multi-year fermenting process to just three months.
ステンレス製のタンクを採用し、数年かかる発酵工程をわずか三か月に短縮するよう醸造業者に奨励したためだ。
まあビールとかもそういう感じですよね。
クラフトビールは酵母で発酵させてじっくり泡を作り出しますが、大手メーカーのビールはビール液に炭酸ガスをジューッと注入して製造しているとか。
味もさることながら、飲むと身体の変化が違います。
大手メーカーのは身体が冷えて、トイレが近くなり、大体しゃっくりが出ます(笑)。
酵母発酵のクラフトビールはそれがない、つまり身体が冷えません。
どちらが良いかは明白ですが、価格的にはやはり大手メーカー品に手が伸びる・・・醤油も多分それと似ているんだろうなあと感じます。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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