昨日から「Oscars 2022: Will Smith’s slap aside, it was a shambles -「2022年アカデミー賞:ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」を読んでいます。
・「2022年アカデミー賞:ウィル・スミスのビンタはさておき最悪だった」(1)
Somehow, a shaken Rock carried on with the presentation, and somehow the ceremony itself kept going, but there was more surrealism to come.
ロックは動揺しながらも何とか発表を続け、どうにか式典は続いたが、さらにシュールな展開が待っていた。
As was widely predicted, Smith won the best actor Oscar for his performance in King Richard.
大方の予想通り、スミスが「ドリームプラン」の演技でアカデミー賞主演男優賞を獲得。
And so, just a few minutes after he had been on stage assaulting someone on live television,
そうしてテレビの生中継で他人に暴行を加えた数分後、
he was back on the same stage, receiving a standing ovation, and tearfully declaring: “I want to be a vessel for love”.
彼は再び同じステージに立ち、スタンディングオベーションを受け、涙ながらに宣言した「愛を受ける器になりたい」と。
Seriously.
本当だ。
Who knows what he’d be like if he wanted to be a vessel for hate.
彼がもし憎しみを受ける器になりたい時は、果たしてどんな態度をとるんだか。
If it hadn’t been for Smith’s violence, some other moments might have made more headlines.
もしスミスの暴力がなかったら、他の瞬間がもっと話題になったかもしれない。
It was touching when Ariana DeBose won best supporting actress for West Side Story, celebrating being a queer woman of colour in her speech, and when Troy Kotsur, who is deaf, won best supporting actor for Coda.
「ウエスト・サイド物語」で助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズが、スピーチで有色人種のクィアを称えた時や、「コーダ」で聴覚障害者のトロイ・コッツァーが助演男優賞を受賞したときは感動的だった。
It was encouraging that Jane Campion, director of The Power of the Dog, became the third woman to win the best director prize.
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェーン・カンピオン監督が、女性として3人目の監督賞を受賞したことにも勇気づけられた。
It was sweet to see Billie Eilish’s giddy, giggly joy when she and her brother Finneas O’Connell won the best original song prize for No Time To Die, and to see Lady Gaga being so supportive when she was on stage with Liza Minnelli to present best picture.
ビリー・アイリッシュが兄のフィニアス・オコネルと共に「No Time To Die」で最優秀オリジナルソング賞を受賞し、キャッキャと喜んでいたのも、レディー・ガガがライザ・ミネリを助けながら最優秀作品賞を発表するステージに上がったのも良かった。
giddy「めまいがする、目がくらむ、目が回るような、うわついた、軽薄な、ふまじめな」。
giggly「くすくすよく笑う」。
「ドリームプラン」の原題は「King Richard(リチャード王)」。
ビーナス&セリーナ・ウィリアムズのコーチであり父でもあるリチャード氏、女子テニス界の女王の父もまた王であろう、という事なんでしょうか。
今回の文章は辛辣で面白い(笑)。
「愛の器になりたい」と言って人にビンタを食らわすんだから、もし彼が「憎しみの器になりたい」と言ったときは、何をやらかすんだか、という事ですよね(笑)。
色々なレビューを見ても、理由はともかく、いきなりステーキならぬ「いきなりビンタ」はかなり批判されていますもんね・・・まあ妻のための抗議ならば、他の方法でした方が良かったのは確かですよね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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