昨日から「The unspoken weight-discrimination problem at work -「職場の知られざる体重差別問題」を読んでいます。
・「職場の知られざる体重差別問題」(1)
Weight-based discrimination in the workplace is still legal in nearly all parts of the world, except for the US state of Michigan and a handful of US cities including San Francisco and Madison, Wisconsin.
職場における体重による差別は、米国ミシガン州とサンフランシスコ、ウィスコンシン州マディソンなど米国の一部の都市を除き、世界のほぼ全域で現在も合法とされている。
In many nations, characteristics including gender, race, religion and sexual orientation are officially protected under law, meaning employers can’t use them to discriminate.
多くの国では、性別、人種、宗教、性的指向などの特徴は、法律で公式に保護されており、雇用主はそれらを理由に差別をすることは出来なくなっている。
But with a few tiny exceptions, that’s not yet the case for weight.
しかし、ごく一部の例外を除き、体重についてはまだそうなっていない。
Of course, many people know that including weight as a factor in whether to hire or advance candidates or employees isn’t right.
もちろん体重を何かの候補者や従業員の採用、昇進の判断材料に含めることは正しくないと、多くの人は知っている。
But this kind of discrimination still happens, whether openly or behind the scenes, based on people’s conscious and unconscious biases.
だがこうした差別は、人々の意識的・無意識的な偏見に基づいて、公然であれ水面下であれ、いまだに行われている。
It can take a significant toll, both economically and mentally, on those who experience it.
これは経済的にも精神的にも、体験者に大きな負担を強いることになる。
Measures to tackle it legislatively are making glacial progress;
法的な対策は遅々として進んでおらず、
legislatively「法的に」。
glacial「氷の(ような)、氷のように冷たい、冷淡な、氷河時代の、氷河の作用による、(氷河の進行のごとく)のろい、遅い」。
meanwhile, this insidious form of discrimination remains hard to stamp out.
一方でこの陰湿な差別は根絶出来ないままだ。
insidious「狡猾な、陰険な、油断のならない、知らぬ間に進行する、潜行性の」。
stamp out「~を踏み消す、型に合わせて切る、鎮圧する、抑える、根絶する」。
合法的に・・・とは考えたことは無かったですが、つまり多くの国では体重による差別にはそこまで厳しくないということですかね。
体重は性別、人種、宗教、性的指向等々に比べて、自分でコントロールできるだろう、と思われている点が大きいかもしれません。
極端な肥満や病気からなるもので無ければ、実際、本人の努力である程度どうにかなるのでは、と私も思ってしまうんですが、そこはどういう視点で議論されているのか、ちょっと興味があります。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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